東京九州フェリー「それいゆ」乗船記

横須賀(神奈川県)新門司(北九州)
乗船時期:
  • 客室ドアのQRコードリーダー
  • 個室のドアには大きなQRコードリーダーがついたドアがあります。ここにスマホ画面のQRコードなど読み取るとドアの鍵が開きます。おそらく、国内の大型フェリーで初めての仕組みではないかと思います。
  • ステートルーム
  • 今回利用した客室は最大4名までの個室のステートルームです。東京九州フェリーではルームチャージ制の料金設定のため、人数分の基本料金と、1部屋の個室料金の合計になります。人数が多くで利用したほうが1人あたりの料金は割安になります。ツインベッドと、奥にソファーベッドが2人分あります。手前のベッド部分から土足厳禁になっていて主要部分は絨毯になっています。手前の左側に、シャワールームとトイレ、洗面台が客室内にあります。感染症対策でも客室内にあるのは嬉しいです。
  • ステートルーム>
  • 一番奥に窓があり、ソファーベッドとテーブル、冷蔵庫、ドライヤーなどがあります。
  • ステートルーム>
  • ベッド横にはコンセントと充電のためのUSBがあります。最近の新しいホテルのようにUSBケーブルを挿せるフェリーも出てき始めています。
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  • 客室内のトイレと洗面所です。トイレはウォッシュレットで、ボタンを押すと飛行機のトイレのように真空状態で吸い込む水洗式です。左のドアがシャワールームです。
  • ステートルーム
  • シャワールームも十分な広さがあります。
  • 横須賀港
  • 乗船して荷物を置いていると、すぐに出港時間を迎えます。23:45定刻で静かに横須賀港を出港しました。
  • それいゆ
  • そらを見上げると、ほぼ満月の明るい月が出ています。
  • 巨大船の灯火
  • 「それいゆ」のマストには、海上交通安全法の適用海域(東京湾・伊勢湾・瀬戸内海)で巨大船であることを示す緑色の閃光が点いています。これらの海域を航行する大型フェリーでは、他に巨大船(全長200m以上)はいませんので、東京九州フェリーが唯一、営業航海でこの灯火を掲げて航行するフェリーになります。浦賀水道航路では、東海汽船の「橘丸」のすぐ後ろ、「さるびあ丸」の前の浦賀水道を南下します。「橘丸」は肉眼でもはっきり見える距離でした。
    出港すると深夜ですのでこの日はすぐに寝ました。船内のレストランはまだ夕食を食べられてないお客さんのために深夜1時まで営業しています。00:25頃にこの日の最後の放送があり、1時で相部屋も夜間照明になりました。