商船三井フェリー

「さんふらわあ さっぽろ」

大洗(茨城県)苫小牧(北海道)に過去就航
船名「さんふらわあ さっぽろ」
総トン数 13,654GT
全長・全幅192.0m×27.0m
航海速力24.0kt
旅客定員632名
積載能力トラック154台 乗用車77台
造船所三菱重工業下関
建造1998年10月(2017年引退)
IMO No.9184574
「さんふらわあ さっぽろ」(1998年建造の先代)は1998年に東日本フェリーの「ばるな」として室蘭〜大洗などに就航しました。その後、東日本フェリーと商船三井フェリーの共同運航になり、北海道側の港を苫小牧に移し、引退まで就航する大洗〜苫小牧航路になりました。東日本フェリーの撤退により2005年に船名を「さんふらわあ さっぽろ」に変更しました。「さんふらわあ ふらの」(元「へすていあ」)とともに大洗〜苫小牧の夕方便に就航していました。この2隻は姉妹船ではなく、客室構成なども異なっていますので欠航が生じて配船が1日ズレると予約に影響が出ます。船体スペックとしては、標準的な長距離フェリーのものになっていますが、航海速力はやや早めの24.0ktとなっています。

客室構成はスイートルームからエコノミールーム(旧2等の雑魚寝部屋)まで揃っていますが、個室の種類や数はあまり多くはなく、夕方便では「さんふらわあさっぽろ」のみに設定されているスタンダードルームの2名部屋は5室のみのため早く満席になることがありました(デラックスには2名部屋あり)。ベッドルームの相部屋のカジュアルルームは、旧来の部屋と旧ドライバーズルーム(船尾側)の両方を使用していて、2段ベッドの部屋と、1段ベッドの部屋に分かれます。1段ベッドは荷物を置くスペースも広く快適です。

パブリックスペースは、レストラン、展望スペース、展望浴場、マリンシアターなどひと通り揃っていますが、同じ北海道航路の太平洋フェリーや新日本海フェリーと比べると設備がやや少なく感じますが、乗客が多くなければくつろげるスペースも多いです。冷蔵のコインロッカーというのもあり、北海道からの生鮮食品やおみやげの持ち帰りに便利そうです。

本船には2017年10月に新しい「さんふらわあさっぽろ」が就航するのに伴い、引退しました。

本船については、2014年12月の乗船記も参考にされてください。
引退後のについては、あの船は今?(1995年〜)もご覧ください。
「さんふらわあ さっぽろ」
船内図
「さんふらわあ さっぽろ」
船内
「さんふらわあ さっぽろ」
「さんふらわあ さっぽろ」(苫小牧港)
「さんふらわあ さっぽろ」
レストスペース
「さんふらわあ さっぽろ」
案内所
「さんふらわあ さっぽろ」
カジュアル(1段ベッド)
「さんふらわあ さっぽろ」
エントランス
「さんふらわあ さっぽろ」
「さんふらわあ さっぽろ」(大洗港)
「さんふらわあ さっぽろ」
「さんふらわあ さっぽろ」(大洗港)
「さんふらわあ さっぽろ」
「さんふらわあ さっぽろ」(大洗港)
「さんふらわあ さっぽろ」
「さんふらわあ さっぽろ」(大洗港)
「さんふらわあ さっぽろ」
「さんふらわあ さっぽろ」(大洗港)
「さんふらわあ さっぽろ」
「さんふらわあ さっぽろ」(大洗港)
「さんふらわあ さっぽろ」
「さんふらわあ さっぽろ」(大洗港)
「さんふらわあ さっぽろ」
「さんふらわあ さっぽろ」(大洗港)
「さんふらわあ さっぽろ」
「さんふらわあ さっぽろ」(大洗港)
「さんふらわあ さっぽろ」
「さんふらわあ さっぽろ」(大洗港)
「さんふらわあ さっぽろ」
「さんふらわあ さっぽろ」(大洗港)
「さんふらわあ さっぽろ」
「さんふらわあ さっぽろ」(大洗港)
「さんふらわあ さっぽろ」
「さんふらわあ さっぽろ」(大洗港)