- 2022年3月、北海道の苫小牧から茨城県の大洗港まで商船三井フェリーの「さんふらわあ ふらの」に乗船しました。この航路は、北海道航路の中で本州側の港が最も東京に近いことから、東京と北海道を結ぶ航路の代表的な存在になっています。太平洋沿岸を航行することから、日本海側と比べて冬季でも荒れにくい航路で、特に冬にはおすすめの航路です。
- 苫小牧港のフェリーターミナルは、商船三井フェリーや太平洋フェリーなどの苫小牧西港と、新日本海フェリーの苫小牧東港があり、距離も離れているので間違えないようにしましょう。苫小牧西港は苫小牧駅からも比較的距離は近く、バスがあります。新型コロナウイルス感染症の影響でバスの本数は減っていましたが、苫小牧駅から路線バスと、札幌から苫小牧駅経由での高速バスの2便がありました。冬季の北海道は雪などで電車やバスも遅れやすいですので余裕をもって移動する計画を立てたがいいです。よく晴れたこの日も10分以上電車は遅れていました。
- フェリーが見える場所に待合スペースがあります。乗船口2と3付近で、乗船口1からは離れていますが、すべて共通のスペースです。17:30頃に大洗行「さんふらわあ ふらの」、仙台行「きたかみ」ともに乗船開始になり、待合スペースにはほとんど人がいませんでした。