
日本は周りをすべて海に囲まれ、陸の国境を持っていません。飛行機にない船の国際航路の魅力、それは「国と国の距離が分かる旅」。飛行機では、スイッチのように日本から海外へ世界が切り替わりますが、船旅では、陸の国境のように地表を移動して「国と国の距離」「隣国とつながっている空気」を感じることができます。
韓国へのフェリー
日本本土から最も近い隣国の韓国には、国際航路の中でも一番多い航路数があります。韓国側の多くが対馬海峡に面した韓国第二の都市の釜山で、釜山と対馬は60km、釜山と福岡(博多港)もわずか210kmで、高速船が就航していた時は日帰りも可能なわずか2時間半の船旅でした。釜山への日本側の港は、博多港、下関港、大阪港から夜行フェリーがあります。メジャーな釜山への航路と異なる少し異質な航路として、日本海側の境港から韓国東海岸の東海を経由してロシアのウラジオストクまでの航路もあります。東海への航路は日本語での案内ページもなく、運航も不安定ですので注意が必要です。

ドゥウォン商船 [韓国]
「Easten Dream」
1993年建造(旧「クイーンコーラル」)
「Easten Dream」
1993年建造(旧「クイーンコーラル」)
台湾へのフェリー
2026年5月に石垣島と台湾北部の基隆の間に商船やいま(YAIMA LINE)による新規航路が開設され、台湾との間のフェリーが18年ぶりに誕生しました。かつては、名古屋〜大阪〜那覇〜宮古島〜石垣島〜台湾(基隆)の航路を有村産業が運航していましたが2008年に廃止されています。
中国へのフェリー

過去には、神戸〜天津(2012年廃止)、下関〜青島(2012年廃止)、下関〜上海などもありましたが、いずれも廃止となり、現在残っているのは日中国際フェリーの大阪・神戸〜上海のみになっています。
大阪・神戸〜上海は、比較的歴史のある航路で、中国の船会社での運航です。2020年からは上海フェリー「蘇州号」が配下に入り、2024年6月には新造船「鑑真号」が就航し、貨物専用になった「新鑑真」と2隻で片道2泊3日を運航しています。それぞれの船が隔週で神戸/大阪に交互に入港しています。新型コロナウイルスや政治的な要因での旅客扱い停止が度々あり、旅客の利用には不安定な航路ですので利用には注意が必要です。
大阪・神戸〜上海は、比較的歴史のある航路で、中国の船会社での運航です。2020年からは上海フェリー「蘇州号」が配下に入り、2024年6月には新造船「鑑真号」が就航し、貨物専用になった「新鑑真」と2隻で片道2泊3日を運航しています。それぞれの船が隔週で神戸/大阪に交互に入港しています。新型コロナウイルスや政治的な要因での旅客扱い停止が度々あり、旅客の利用には不安定な航路ですので利用には注意が必要です。
ロシアへのフェリー

かつては、新潟からウラジオストクへの航路や、稚内(北海道)からサハリンなどへの航路がありましたが、いずれも廃止されています。現在は、韓国を経由した、境港(鳥取県)から韓国(東海)を経由してウラジオストク(ロシア)までの航路のみが運航されています。

ドゥウォン商船 [韓国]
「Easten Dream」
1993年建造(旧「クイーンコーラル」)
「Easten Dream」
1993年建造(旧「クイーンコーラル」)
- 国際航路のフェリーターミナル

大阪港国際フェリーターミナル
神戸ポートターミナル
下関港国際ターミナル
博多港国際ターミナル
釜山港国際旅客ターミナル






