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太平洋フェリー
「きたかみ」
船名 | 「きたかみ」 |
総トン数 | 13,693GT |
全長・全幅 | 192.5m×27m |
航海速力 | 21.5kt |
旅客定員 | 535名 |
積載能力 | トラック166台 乗用車146台 |
造船所 | 三菱造船下関 |
建造 | 2019年1月25日就航 |
IMO No. | 9831749 |
客室
客室は、従来船よりもシンプルになっています。従来船にあった最上級のスイートルームや、最も安い雑魚寝の2等は廃止されました。フェリー業界全体の流れである個室化が進んでいます。本船で最もランクの高いクラスは特等で和室タイプと洋室タイプがあります。いずれもバス・トイレ付きの個室で、和室は座っても外が見える大きな窓が特徴です。また、和室のバスルームには外が見える窓もあります。特等洋室はツインベッドがあり、前方が見える窓があります。バスルームがありますがこちらは窓はありません。1等クラスには2名と4名部屋があります。どちらも窓とシャワー・トイレや冷蔵庫があります。2名部屋はクロスツインと呼ばれ、ベッドの半分だけが2段ベッドになっていて圧迫感はないが場所を節約したような構造です。4名部屋は2段ベッドですが梯子ではなく階段になっていて昇りやすくなっています。
本船にはエコノミーシングルと呼ばれる1名個室ができました。ベッドがあるだけの小さな部屋で、ドアも薄いので音が通りやすいですが、鍵がかかるプラベート空間を確保できるものになっています。
相部屋(ドミトリー)としてB寝台・C寝台があります。比較的新しいフェリーに多い階段式の2段ベッドで、本船の特徴は足元に荷物を置くスペースが設置され、他のフェリーより広くなっていることです。相部屋ですので鍵はありませんが、B寝台のレディースルームの入口にはカードキーが必要になっています。
ペットと一緒に旅行できるウィズペットルームが1等3名で2部屋できました。ペットルーム近くに設置されているこの部屋は1等4名部屋と同じ行動ですが、1名分のスペースがペット用のスペースになっていて、家族と同じ部屋の中でペットも過ごすことができます。
そのほかバリアフリーの客室として1等ツインとエコノミーシングルが用意されていて通路幅などが大きくなっています。特にバリアフリーの1等ツインは1部屋しかありませんが、かなりの広さがあります。
船の概要
「きたかみ」は先代の「きたかみ」の代替船として2019年1月に就航しました。日本で最長航路の名古屋〜仙台〜苫小牧をフルで航行するのではなく、先代「きたかみ」の後継として仙台〜苫小牧の往復するワンナイト航路に就航しています。夜間航海のみの航路に就航しているため太平洋フェリー「いしかり」「きそ」と比べるとシンプルな船内になっていて、旅客デッキは2層で旅客定員も543名と少なくなっています。個室が少なくなっていますので、年末年始などの多客期には混雑する可能性があります。本船のコンセプトは「スペース トラベル」です。