東京(首都圏)〜四国・九州のフェリー航路

  • 航路図
  • 東京(首都圏)〜四国・九州の航路は、2021年7月に新たに横須賀〜北九州の大型高速フェリーが就航して選択肢が広がりました。主要都市が並んだ太平洋を航行しています。大きな都市は太平洋から少し入った場所にあるため陸路と比べて少し不利になり、人口の割にはフェリーの少ない場所になっています。
北九州徳島東京会社・就航船
(日/祝)18:00
(月〜土)19:00
2日目09:20/11:203日目(月〜土)05:30(東京)
3日目(日/祝)06:00(東京)
オーシャン東九フェリー ①
(月〜金)24:00翌日20:45(横須賀)東京九州フェリー ②③
東京徳島北九州会社・就航船
(月〜土)東京19:00
(日/祝)東京18:00
2日目13:20/14:203日目(月〜土)05:35
3日目(日/祝)06:30
オーシャン東九フェリー ①
(月〜金)横須賀23:45翌日21:30東京九州フェリー ②③
2021年7月に東京九州フェリー(横須賀〜北九州)が新たに運航開始しました。オーシャン東九フェリーは、台風などで荒れるときには徳島〜北九州は瀬戸内海経由の運航となり揺れません。
東京九州フェリーは通常②「はまゆう」「それいゆ」の運航ですが、定期ドックでの代船や、臨時で③新日本海フェリー「すずらん」「すいせん」が就航することがあります。2022年11月から期間限定で長期間就航する予定です。
フェリーびざん
①オーシャン東九フェリー
東京〜徳島〜北九州
「フェリーびざん」
「フェリーしまんと」
「フェリーどうご」
「フェリーりつりん」

2015〜2016年建造
はまゆう
②東京九州フェリー
横須賀(神奈川県)〜北九州
「はまゆう」「それいゆ」
2021年建造
すずらん
③東京九州フェリー
横須賀(神奈川県)〜北九州
「すずらん」
「すいせん」

2012年建造
就航しているフェリーは、いずれも1万〜1万5000トンの大型フェリーで、2015年以降に建造された新しい船です。①オーシャン東九フェリーはスタンダードフェリーと名付けられた、旅客よりトラック輸送重視フェリーで、2泊3日ですがレストランの設備がありませんのでご注意ください。
  • 客室比較表
  • いずれのフェリーにも個室と相部屋の両方があります。雑魚寝の2等はありません。
    ①オーシャン東九フェリーには、バス・トイレのない2名・4名の個室があります。どちらも2段ベッドがになっています。
    ②東京九州フェリー「はまゆう」には、客室内にバス・トイレとプライベートデッキもあるデラックスA、客室内にシャワー・トイレもあるステートA、窓なし1名個室のステートSがあります。
    期間限定で就航する③東京九州フェリー「すずらん」は、客室の種類が多くなっていてツインなどもあります。1名部屋のツーリストSが②では完全個室ですが、③では外から施錠できず完全な個室のようにはなっていませんのでご注意ください。
  • 設備概要比較表
  • ①オーシャン東九フェリー(東京〜徳島〜北九州)は、スタンダードフェリーと呼ばれるトラック輸送重視のフェリーのため、旅客設備は最小限しかありません。レストランはなく冷凍食品の自動販売機のみになっています。東京から北九州まで乗船する場合、2泊3日を冷凍食品の自動販売機のみですごさないといけないため、少しつらいかと思います。大浴場や売店などの設備はあります。
    ②③東京九州フェリーには、関連会社の新日本海フェリーと同様に、通常タイプのレストランや露天風呂やサウナがある大浴場、バーベキューガーデン、スポーツジムなど、旅客設備も豊富にあります。
東京側のターミナルは、①オーシャン東九フェリーは東京都江東区(お台場近く)にあり都心からのアクセス良好です。ただ最寄りの東京ビックサイト駅からは徒歩22分ほどかかりますので、送迎車(ワゴンタクシー)でのアクセスになります。②③東京九州フェリーは会社名に「東京」と名前がついていますが、関東側のターミナルは神奈川県横須賀市です。東京都心から電車で1時間ほどかかった横須賀中央駅が最寄り駅になります。駅からの交通手段は徒歩になります。
北九州のターミナルは、①②③どちらも新門司港です。港内で互いに対岸で見えている位置関係になり、北九州市中心部までは連絡バスのみでのアクセスになりどちらも変わりません。
徳島港は2016年に沖洲の新ターミナルに移転しています。徳島市中心部まではフェリーの時間に合わせた市営バスでアクセスできます。
詳しくは、それぞれのフェリーターミナルのページをご覧ください。