太平洋フェリー「きそ」乗船記

仙台→名古屋
乗船時期:
  • 太平洋フェリー航路図
  • 太平洋フェリー「きそ」に仙台港から名古屋港まで乗船しました。この航路は、北海道の苫小牧から、仙台港を経由して名古屋港まで行くもので、2日に1回は苫小牧から名古屋まで全ルートを、残りは苫小牧と仙台間のみで運航されます。苫小牧から名古屋までは日本国内の長距離フェリーで最長の航路です。今回は途中の寄港地の仙台から乗船しました。
  • 中野栄駅
  • 仙台港のフェリーターミナルまでの公共交通機関はバスでアクセスできます。毎日運行されているのは、仙台駅から中野栄駅(仙石線)を経由する宮城交通のバスです。今回は中野栄駅から乗車しました。中野栄駅の南側のロータリーにバス停があります。その横にファミリーマートがあり最後の買い物ができます。周辺に飲食店も複数あります。
  • 仙台港フェリーターミナル
  • バスに乗車すると、約10分で仙台港フェリーターミナルに到着します。フェリーターミナルは2階建のビルです。ターミナルビルの外には1階の天井付近尾高さに、東日本大地震の津波があった高さの表示があります。
  • 仙台港フェリターミナルチケットカウンター
  • 1階のチケットカウンターでチケットを購入します。チケットのことを太平洋フェリーでは「搭乗券」と呼んでいます。フェリーでは珍しい呼び方です。
  • 仙台港フェリーターミナル待合室
  • 2階に待合室があります。2階へは、エレベーターと階段があります。仙台は寄港地で寄港中に客室の清掃があるため乗船開始は遅めです。この日は12:00の乗船開始でした。
  • 仙台港フェリーターミナル売店
  • 待合室の横には売店と軽食を食べる場所があります。
  • きそ
  • 12:00になり乗船開始になりました。フェリーまで長いボーディングブリッジが続きます。乗船する「きそ」がよく見えます。仙台港では選手と右舷船尾から車両を乗降させます。
  • きそ
  • 船内に入ると客室の場所を書いたわかりやすい表示がありました。「きそ」の客室は就航当時は通常の鍵でしたが、改造されて現在はICカードのカードキーになっています。カードキーはチケット購入時に受け取っていますので、船内にはいるとこの表示を見て直接船室に移動します。
  • きそ船内図
  • 「きそ」の船内図です。客室フロアは5デッキから7デッキまでの3フロアと広く、主にエントランスホールより前側にあります。パブリックスペースは、5デッキに案内所や売店、大浴場などがあります。6デッキがパブリックスペースのメインで、ラウンジ サザンクロスを中心にした広いスペースに、軽食のマーメイドクラブや、プロムナード、レストラン タヒチがあります。7デッキは、広い外部デッキがあります。
  • きそ
  • 5デッキの案内所周辺、船内に椅子やテーブルが多く仙台〜名古屋では乗客も少なく広々としています。
  • きそ
  • 船内には絵やサインなども多く、過去に行われたロケの写真や、定期便ではなくクルーズを行なっていた頃に寄港した港の盾なども展示されています。
  • きそ
  • エントランスホールは3層吹き抜けで、光の壁があります。
  • きそ
  • 客室の通路にも鳥の絵が描かれています。