東京〜小笠原諸島のフェリー航路

  • 航路図
  • 小笠原諸島には空港がなく、東京からの「おがさわら丸」が唯一のアクセス手段になります。まわりに陸地がない太平洋の大海原を24時間かけて1000km進む、世界自然遺産に登録されている小笠原への旅にふさわしい大自然を感じられる航路です。大海原のため、携帯電話は八丈島などいくつかの島の近くを航行するとき以外は入りません。大海原を進みますが、意外なことに欠航率は低く、年に数回程度です。
東京父島会社・就航船
月に4〜7便程度
11:00
翌日11:00小笠原海運①
父島東京会社・就航船
月に4〜7便程度
15:00または15:30
翌日
15:00または15:30
小笠原海運①
・久里浜や八丈島への寄港など、まれに臨時ダイヤで運航されます。
航海時間は24時間で出航と同じ時刻に到着します。週に1〜2回程度の運航になっているため、乗船日は限られます。父島からの折り返しの便の日も限られているため、父島泊が3日などそのときの出港日によって滞在可能日数が変わります。
おがさわら丸
小笠原海運
①「おがさわら丸」
2016年建造
運航は「おがさわら丸」1隻で行われます。2020年までは、年1回の定期ドックの期間は長期で運航がありませんでしたが、2021年からは東海汽船の「さるびあ丸」が代船として1往復臨時に運航しています。離島航路と行っても2016年に就航した現在の「おがさわら丸」は大きく1万1000トンもある大型船です。フェリーではありませんので、乗用車を積載することはできません。
  • 客室比較表
  • 離島航路ですが、客室の種類は多く揃っています。バス・トイレ付きの特等や特1等から、ドミトリータイプの特2等寝台、2等寝台、雑魚寝の2等和室まであります。特2等寝台では向かい合うベッドへの入口にカーテンがあり、2名で利用した場合に半個室のような使い方ができるようになっています。本船の2等にはマットレスや毛布があります。
  • 設備概要比較表
  • 大浴場こそありませんが、離島航路としては充実した船内設備で、レストランや売店、キッズルーム、ペットルームなどもあります。大浴場の代わりにシャワールームがあります。
東京の港はゆりかもめ竹芝駅の目の前にある竹芝客船ターミナル(通称:竹芝桟橋)です。山手線・京浜東北線の浜松町駅からも徒歩7分の近さです。詳しくは、下記の竹芝客船ターミナルのページをご覧ください。