オーシャン東九フェリー

「おーしゃんうえすと」「おーしゃんいーすと」

新門司(福岡県北九州市)〜徳島〜東京に就航
船名「おーしゃんうえすと」「おーしゃんいーすと」
総トン数 11,523GT11,522GT
全長・全幅166.0m×25.0m
航海速力21.5kt
旅客定員401名
積載能力トラック128台 乗用車75台
造船所佐伯重工
就航1991年5月竣工〜2016年6月1991年9月竣工〜2016年1月
IMO No.90009129000900
「おーしゃんいーすと」「おーしゃんうえすと」は当時就航していた「第三伊豆」「第十一伊豆」の代替船として1991年に就航しました。就航当時の北九州のターミナルは関門海峡の中の日明(小倉北区)でした。1995年にターミナルを今の新門司港に移転しています。2016年の「フェリーびざん」「フェリーしまんと」就航までの25年間、東京〜徳島〜北九州に就航しました。
東京~徳島・徳島~北九州それぞれで1晩かかるため、東京~北九州のは2泊3日の航海で、「おーしゃんいーすと」「おーしゃんうえすと」タイプは2日に1回の運航となっていました。残りの日は「おーしゃんさうす」「おーしゃんのーす」の2隻(2等寝台のみのカジュアルフェリー)が就航していました。
就航当時は、レストランの営業もあり設備は少ないながらも一般的な長距離フェリーでしたが、2008年からレストランの営業が無くなり自動販売機のみになるなど、客室ランクは複数ありますが、旅客設備が少なくトラック輸送を重視したカジュアルフェリー化しました。

客室設備は、特等、1等(和・洋)、2等(雑魚寝の相部屋)のみのシンプルになっています。ベッドルームの相部屋(2等寝台)の設定はありません。特等客室のバスルームは、バスタブはなくシャワーのみのようです。

パブリックスペースは冷凍食品の自販機、大浴場、前が見えるフォワードロビー、売店など最小限の設備のみで長距離フェリーとしては最も少ないクラスになります。本船での最も魅力的な部分は、外部デッキが船首側まで行くことができ、海風を浴びながら前方を見ることができることです。
航海時間が長いですが、レストラン自販機のみです。

引退後は海外売船されインドネシアに回航されていきました。近況は「あの船は今?」に掲載しています。

「おーしゃん うえすと」(東京港)

「おーしゃん うえすと」(東京港)

「おーしゃん うえすと」(東京港)

「おーしゃん うえすと」(東京港)

「おーしゃん うえすと」(東京港)

「おーしゃん いーすと」(新門司港)

「おーしゃん いーすと」(新門司港)

「おーしゃん うえすと」(東京港)

「おーしゃん いーすと」(新門司港)

「おーしゃん いーすと」(新門司港)

「おーしゃん いーすと」(新門司港)

「おーしゃん いーすと」(新門司港)

「おーしゃん うえすと」(東京港)

「おーしゃん うえすと」(東京港)

「おーしゃん うえすと」(東京港)

「おーしゃん うえすと」(東京港)