けやき
新日本海フェリー

「けやき」「はまなす」

船名「けやき」「はまなす」
総トン数 約14,200GT
全長・全幅199.0m×25.5m
航海速力28.3kt
旅客定員286名
積載能力トラック約150台 乗用車約30台
造船所三菱重工業下関
建造2025年4月19日進水
2025年11月14日就航
2025年10月9日進水
2026年6月就航予定
IMO No.1028748-

船の概要

「けやき」は、2004年に建造されて舞鶴〜小樽に就航する「はまなす」(初代)「あかしあ」の代替船として2025年に就航しました。姉妹船の「はまなす」(2代目)も三菱重工業下関造船所で建造中です。従来、関西〜北海道航路には、全長200mを超える巨大船を就航させていますが、本船では全長199mと新潟航路と同じ200m未満になっています。
全長は200m未満になりましたが、車両の積載能力は微減になっています。
特徴としては、船尾の形状がダックテールになり、横揺れ防止装置はフィンスタビライザーとアンチローリングタンクの併用です。
「けやき」
「けやき」(三菱下関)
「けやき」
「けやき」(三菱下関)

客室

旅客定員は286名と現行船「はまなす」より大幅に減っていますが、客室は専用バルコニーがあるスイートルームやデラックスから、個室のステート、1名個室のツーリストS、相部屋で階段式の二段ベッドのからツーリストAまで種類も豊富です。新日本海フェリーの特徴とも言える専用バルコニーがあるデラックスも健在です。昔ながらの雑魚寝客室はありません。

船内設備

レストランだけでなく新日本海フェリーの特徴である予約制のグリルも設置されています。ショップのほか、露天風呂やサウナがある大浴場もあり、夜行フェリーとしての設備が整っています。24時間利用できるシャワールームもあります。前方が見えるフォワードサロンは初めて2層吹き抜けの構造です。スポーツルーム(ジム)やコインランドリーもあります。