- 東京〜伊豆大島〜利島〜新島〜式根島〜神津島航路には東海汽船の大型客船「さるびあ丸」のほかに、ジェットフォイルの高速船(ジェット船)も就航しています。一番多いのが東京〜伊豆大島ですが、他にも静岡県の熱海から伊豆大島への便もあります。不定期には、神奈川県の久里浜港や千葉県の館山港などにも寄港しています。今回は、静岡県の熱海港から伊豆大島まで乗船しました。熱海は、東海道新幹線の駅もあるため、静岡県側や神奈川県からも伊豆大島にアクセスしやすい航路となっています。東京からの航路に比べると距離が短く、高速のためわずか45分の乗船時間です。
- 熱海駅から熱海港までは予定通りに進めば10分ですが、東海汽船のオフィシャルサイトにも書いてある通り、この道路がよく渋滞をします。熱海駅を出てしばらく渋滞になり、10:00のバスに乗車して到着は10:23でした。少し余裕を持って移動することをお勧めします。
熱海港のターミナルは小さく、コンクリートの平屋です。
- 東海汽船のジェット船は、夜間すべて東京港に帰っています。そのため熱海港からの便は、朝一番に東京から伊豆大島まで運航され、伊豆大島から熱海港に来た便の折り返しです。東京発の便に比べると、伊豆大島への到着は少し遅くなります。10:45、沖から「セブンアイランド愛」がゆっくりと入港してきました。前方の水中翼を海面上に上げての入港です。
- 「セブンアイランド愛」の船内はシンプルです。飛行機と同じような座席とトイレがあるだけで、他のフェリーのような設備はありません。また、高速船で航行中はシートベルトを着用しないといけませんので船ですが、飛行機と同じと考えたがわかりやすいです。座席は指定席ですが、事前に指定することはできず、どこになるかはわかりません。