東海汽船「セブンアイランド愛」乗船記

熱海伊豆大島(岡田港)
乗船時期:
  • 航路図
  • 東京〜伊豆大島〜利島〜新島〜式根島〜神津島航路には東海汽船の大型客船「さるびあ丸」のほかに、ジェットフォイルの高速船(ジェット船)も就航しています。一番多いのが東京〜伊豆大島ですが、他にも静岡県の熱海から伊豆大島への便もあります。不定期には、神奈川県の久里浜港や千葉県の館山港などにも寄港しています。今回は、静岡県の熱海港から伊豆大島まで乗船しました。熱海は、東海道新幹線の駅もあるため、静岡県側や神奈川県からも伊豆大島にアクセスしやすい航路となっています。東京からの航路に比べると距離が短く、高速のためわずか45分の乗船時間です。
  • 熱海駅バス停
  • JR熱海駅から熱海港までは少し距離があり歩いていくことはできません。熱海駅から20分おきに熱海港を通るバスがあります。熱海駅前の7番のバス停「熱海港 後楽園方園」から乗車します。
  • 熱海駅バス停
  • 1つ渡った写真中央のバス停です。
  • 熱海港
  • 熱海駅から熱海港までは予定通りに進めば10分ですが、東海汽船のオフィシャルサイトにも書いてある通り、この道路がよく渋滞をします。熱海駅を出てしばらく渋滞になり、10:00のバスに乗車して到着は10:23でした。少し余裕を持って移動することをお勧めします。
    熱海港のターミナルは小さく、コンクリートの平屋です。
  • 熱海港
  • 熱海港のターミナルは、東海汽船のほかに、沖にある初島に行く船も出ています。この日は8月でしたので初島に行く人が多く混雑していました。ターミナル入って左側奥にあるのが東海汽船のチケットカウンターです。
  • 売店
  • フェリーターミナルはシンプルで、チケットカウンターのほかにあるのは、売店、トイレ、自動販売機、コインロッカーぐらいです。必要なものは熱海駅周辺などで事前に買っておく方がいいです。
  • 熱海港
  • 岸壁からは、熱海の街並みが見えています。
  • セブンアイランド愛
  • 東海汽船のジェット船は、夜間すべて東京港に帰っています。そのため熱海港からの便は、朝一番に東京から伊豆大島まで運航され、伊豆大島から熱海港に来た便の折り返しです。東京発の便に比べると、伊豆大島への到着は少し遅くなります。10:45、沖から「セブンアイランド愛」がゆっくりと入港してきました。前方の水中翼を海面上に上げての入港です。
  • セブンアイランド愛
  • 到着すると、まず伊豆大島から乗船してきた人が下船をします。その後、しばらくして熱海から乗船する人の乗船が開始になります。
  • 船内
  • 「セブンアイランド愛」の船内はシンプルです。飛行機と同じような座席とトイレがあるだけで、他のフェリーのような設備はありません。また、高速船で航行中はシートベルトを着用しないといけませんので船ですが、飛行機と同じと考えたがわかりやすいです。座席は指定席ですが、事前に指定することはできず、どこになるかはわかりません。
  • 熱海港
  • 定刻11:00に、ジェットフォイル特有の飛行機のような高いエンジン音を響かせて、熱海港を出港しました。
  • 熱海沖
  • 熱海港の防波堤付近まではゆっくりと航行して、一旦停止。水中翼の準備をしてから加速して浮上します。浮上すると揺れは少なく飛行機に乗っているような気分です。景色はフェリーと比べると2倍速ぐらいで流れていきます。
  • 岡田港
  • 出港からわずか45分後の11:46、伊豆大島の岡田港に近づいてきました。港の中に入って着水し、岸壁につけていきます。
  • セブンアイランド愛
  • ほぼ定刻の11:50に、伊豆大島・岡田港に到着し下船しました。この便は次の港に向かいますので、乗ったままの人もいます。
  • セブンアイランド愛
  • 下船が完了すると、次の港の神津島に向けて出港していきました。