- 沖縄に残っている唯一の長距離航路、鹿児島〜奄美群島〜沖縄本島で、沖縄本島の那覇から鹿児島県の与論島まで「フェリーあけぼの」に乗船しましたが、その帰り道「クイーンコーラルプラス」に乗船しました。帰りも141kmで4時間弱の昼間の航海になります。船は前日の夕方に鹿児島港を出港してきたものです。
- ターミナルの中は新しく綺麗です。椅子が並んだスペースがメインで、売店と軽食コーナー、授乳室、トイレ、自動販売機などがあります。チケット窓口は通常は無人のようで、乗船受付時間になると係員がやってきて販売開始です。14:10発の那覇行では12:40〜13:50が受付時間のようです。出港20分前でも13:50には係員は居なくなるようでした。
- 「クイーンコーラルプラス」の客室デッキは3層+デッキがありますが、下層2層は2等室が少しあるだけで、メインは4Fに集中しています。この日も使用されていたのは4Fだけのようでした。本船も2等メインで個室は数えるほど(オレンジ色の部分)しかありません。実際に利用率は2等が多いようです。
- こちらは、2等洋室です。ドアが開いていて見える範囲ではあまり利用が無いようで広々としていました。
これとは別に8名部屋の2等寝台があり、この2つは別の等級になって料金も異なっています。部屋の人数が少ないだけで特に違いはないようですが、不思議な設定です。
- 14:20、約10分遅れで与論島を出港しました。出港のときに汽笛を1回鳴らしていました。岸壁から少し離れて前進すれば大海原の真ん中にすぐ出ることができます。
後編に続く