北海道〜東北のフェリー航路

  • 航路図
  • 北海道〜東北のフェリー航路は、名古屋や新潟からの長距離大型フェリーが寄港していくものや、数時間〜8時間程度の中距離のフェリーなど様々あります。北海道側の港は、苫小牧港が多く、八戸〜室蘭が1日1便、津軽海峡を渡るだけの青函航路は函館港になります。夜行で移動する場合は、睡眠時間も確保できる長距離航路が便利です。

    最終更新:2022年2月
(前港)東北北海道会社・就航船
敦賀
(月)前日09:30

新潟
(月)〜(土)前日22:30
秋田
(火)〜(日)05:05
(火)〜(日)06:15
苫小牧
当日16:45
新日本海フェリー①
八戸
08:45
苫小牧
当日16:00
シルバーフェリー⑤
八戸
13:00
苫小牧
当日20:15
シルバーフェリー⑥
八戸
17:30
苫小牧
翌日01:30
シルバーフェリー⑦
名古屋
隔日19:00
仙台
16:40
19:40
苫小牧
翌日11:00
太平洋フェリー②③④
(名古屋〜仙台は隔日運航)
八戸
22:00
苫小牧
翌日06:00
シルバーフェリー⑧
北海道東北(最終目的地)会社・就航船
苫小牧
05:00
八戸
当日13:30
シルバーフェリー⑦
苫小牧
09:30
八戸
当日18:00
シルバーフェリー⑧
苫小牧
19:00
仙台
翌日10:00
翌日12:50
名古屋
翌々日10:30
太平洋フェリー②③④
(仙台〜名古屋は隔日運航)
苫小牧
(月)〜(金)19:30
秋田
翌日07:35
翌日08:35
新潟
翌日15:30
新日本海フェリー①
苫小牧
(土)19:30
秋田
翌日07:35
翌日08:35
新潟
翌日15:30
敦賀
翌々日05:30
新日本海フェリー①
苫小牧
21:15
八戸
翌日04:45
シルバーフェリー⑤
苫小牧
23:59
八戸
翌日07:30
シルバーフェリー⑥
北海道〜東北には様々な時間帯の便があります。八戸〜苫小牧は1日4便と多く、夜行便と昼間便の両方があります。ただし、航海時間は7時間半と短く夜行便では寝不足になりやすいので注意してください。仙台〜苫小牧は夜行便で、朝に到着できるのでちょうどいい時間です。秋田〜苫小牧は、北海道行きは昼間便、苫小牧発は夜行便になります。
ここで紹介している中・長距離航路以外にも、青森〜函館(約4時間 1日16往復) 、大間(青森県)〜函館(1時間半 1日2往復)の短距離航路もあります。
※八戸〜室蘭(シルバーフェリー)は2022年1月末で航路休止になりました。
いらっく
①新日本海フェリー
敦賀〜新潟〜秋田〜苫小牧
「らいらっく」
「ゆうかり」

2002年建造
いしかり
②太平洋フェリー
名古屋〜仙台〜苫小牧
「いしかり」
2011年建造
乗船記(2012年9月)
フェリーオブザイヤー2011〜2019受賞船
きそ
③太平洋フェリー
名古屋〜仙台〜苫小牧
「きそ」
2005年建造
フェリーオブザイヤー2005〜2010受賞船
きたかみ
④太平洋フェリー
仙台〜苫小牧
「きたかみ」
2019年建造
シルバープリンセス
⑤シルバーフェリー
八戸〜苫小牧
「シルバープリンセス」
2012年建造
シルバーティアラ
⑥シルバーフェリー
八戸〜苫小牧
「シルバーティアラ」
2018年建造
乗船記(2023年9月)
シルバーブリーズ
⑦シルバーフェリー
八戸〜苫小牧
「シルバーブリーズ」
2021年建造
シルバーエイト
⑧シルバーフェリー
八戸〜苫小牧
「シルバーエイト」
2013年建造
就航しているフェリーは、⑤〜⑧八戸〜苫小牧は、7,000〜10,000トンクラス、①〜④の秋田〜苫小牧や仙台〜苫小牧は、14,000〜18,000トンクラスと、いずれも大きめのフェリーですが、天気が荒れたときにより揺れに強いのは①〜④の大型フェリーになります。①〜④の方の長距離航路のフェリーのほうが設備は豊富です。
  • 客室比較表
  • 長距離航路の①〜④は船体も大きく様々な客室があります。①にはプライベートデッキのあるスイートや、デラックスAツイン、②③にはベッドルームとリビングが分かれたロイヤルスイートから、様々な種類の個室、ドミトリータイプの相部屋や、昔ながらの雑魚寝タイプの部屋まであります。
    中距離航路の⑤〜⑧はシンプルな客室構成になっていますが、一通りの客室の種類はあります。⑥のみに相部屋の2等寝台Bがあり、そのほかのすべての船に窓なし1名個室の2等寝台Aがあります。
  • 設備概要比較表
  • 長距離航路の①〜④と、中距離航路の⑤〜⑧で船内設備が違います。①〜④にはレストランや大浴場の他、様々な船内設備があります。①②④にはコインランドリーもあります。中距離航路の⑤〜⑧にはレストランはありません(冷凍食品の自動販売機のみ)が、大浴場や売店があるなど、中距離航路にしては設備があり、ペットルームもあります。
北海道側のフェリーターミナルは、苫小牧港と室蘭港でいずれも太平洋側です。⑤のみ室蘭港で、残りは苫小牧港ですが、新日本海フェリー①は苫小牧東港で、太平洋フェリー②③④や商船三井さんふらわあ、シルバーフェリー⑤⑥⑦⑧などの苫小牧西港と、この2つは大きく違う場所で、間違えると時間がかかりますので特に注意が必要です。ともに同じ新日本海フェリーの新潟航路と同じターミナルです。苫小牧西港は苫小牧駅や札幌駅からバスがあります。苫小牧東港は、苫小牧東港周辺は夜間になると灯りもなく徒歩でのアクセス手段は連絡バスに限られますが、JR南千歳駅から連絡バスが出ていていずれも札幌からのアクセスも便利です。
東北側のフェリーターミナルは、いずれも主要な最寄り駅、仙台港(千旦駅)、八戸港(本八戸駅、盛岡駅)、秋田港(秋田駅)からの連絡バスがあります。
詳しくは、それぞれのフェリーターミナルのページをご覧ください。
  • 近距離航路について
  • このページで紹介した、北海道〜東北の中長距離航路(夜行など)以外にも、函館〜青森(約4時間、津軽海峡フェリー(1日6往復)、青函フェリー(1日6往復))、函館〜大間(津軽海峡フェリー 90分 1日2往復)があります。最短距離で渡りたいときや、函館に行きたいときはこちらも便利です。短距離の航路ですので、深夜日の便であっても睡眠はあまりとれません。函館〜青森の津軽海峡フェリーと青函フェリーでは、船内設備や料金が違い、津軽海峡フェリーは短距離航路にしては大きな船体で揺れが少なく、個室があり新しい船など快適さがあります。青函フェリーは2等の雑魚寝だけで船内設備はほぼなく狭いですが、料金が少し安くなっています。