東京九州フェリー「はまゆう」乗船記

横須賀(神奈川県)新門司(北九州)
乗船時期:
  • 2022年8月に神奈川県の横須賀港から北九州市の新門司港まで東京九州フェリー「はまゆう」に乗船しました。前回2021年9月に姉妹船「それいゆ」に乗船したときはステートの個室でしたが、今回は小さな1名個室のツーリストSを利用しました。1万8000円で九州まで個室で移動できる客室になっています。関東から九州まで距離が長く21時間かかる船旅ですが、出港が深夜のため、平日の夜に乗船することができ、翌日1日を船旅で満喫できる航路です。
  • 横須賀中央駅前
  • 22:40に横須賀中央駅に到着しました。東京都心を21時に出ても間に合う時間で1日用事をすませてからでも間に合います。駅前にはタクシーもたくさんいます。
  • セブンイレブン横須賀日の出1丁目店
  • 以前は駅から200mほどの場所にあるファミリーマートかローソンが最後のコンビニでしたが、2022年2月に国道16号線の先にセブンイレブン横須賀日の出1丁目店がオープンしています。ここが港に行くときの最後のコンビニです。ここからフェリーターミナルは500mほどです。
  • チケットカウンター
  • ターミナル1階はチケットカウンターや自動販売機・コインロッカーなどがあります。東京九州フェリーでは、Web予約をした場合、チケットになるQRコードが発行されますので、フェリーターミナルのカウンターでの手続きは不要です。そのため、チケットカウンターには誰もいません。チケットカウンターに行列ができるようなことがなくストレスフリーです。
    フェリーへの乗船開始時刻は通常23:00ですが、その少し前から実際には乗船できるようです。23時前に到着しましたが、すでに乗船中でした。
  • カフェ
  • 2階にあるカフェは20:00〜22:00の営業です。乗船開始にもなっていて人影はありません。
  • 待合室
  • 事前に入手したQRコードで乗船口に向かい、そのままノンストップで乗船します。待合室にも人影はありません。
  • はまゆう
  • 「はまゆう」に乗船しました。前回は姉妹船「それいゆ」に乗船しましたが、船内のつくりは全く同じです。カーペットや椅子の色といったデザインは異なっています。
  • はまゆう
  • 旅客定員は少ない船ですが、パブリックスペースは充実していて、相部屋であってもパブリックスペースで休憩する十分なスペースがあります。外を向いたカウンター席には充電用のUSBやコンセントもあります。
  • ツーリストS
  • 今回した利用した客室は1名個室のツーリストSです。ツーリストSの部屋が6〜8で1セットになっています。メインの通路からその1セットの枝分かれした通路に入ります。枝分かれした通路に入る場所にもドアがありますが、今回は開いたままでした。このドア1つ1つが1名個室になっています。
  • ツーリストS
  • ツーリストSの個室です。ベッドとテーブル・椅子・テレビがあるだけの2m×2mぐらいの小さな部屋です。狭いですが、プライベート空間は確保できて、18,000円で九州まで移動できることがメリットです。
  • ツーリストS
  • テーブル側から見ると、テレビとドアだけです。ドアは金属製の厚みがあり、防音になりますが、部屋が狭くドアに近いだけに少しは隣の音も聞こえてきます。ドアはオートロックで乗船券のQRコードで解錠する方式です。
  • ツーリストS
  • この部屋にあるスイッチは室内灯と読書灯だけで、エアコンは個別調整できません。北九州〜関西航路のような個別空調や洗面台などはありませので最低限の個室になっています。コンセントは2つとUSB充電の口があります。テレビはスピーカーから音声が出ないようになっていて、ここにあるミニジャックから聞くようになっています。備え付けのヘッドフォンはありませんが、案内所での無料貸出か、ショップで販売もあります。
  • デッキ
  • 昨年乗船したときより、乗客は増えたように感じます。深夜の出港ですが、デッキで眺める人が多いです。
  • 横須賀港
  • 定刻の23:45に横須賀港を離岸し出港しました。横須賀港では、入船で着岸していて、出港では180度以上回頭するため、向きを変え終わるまでに15分ほどかかります。
  • 橘丸
  • 横須賀港発の便では、東京を22:30に出港する東海汽船「橘丸」とタイミングが同じになり接近することが多いです。この日は「橘丸」が少し先を行き、少し距離がありました。
    すでに0時を過ぎて日付が変わっていますのでこの日は出港後すぐに寝ました。