商船三井さんふらわあ「さんふらわあ かむい」乗船記

大洗苫小牧
乗船時期:
  • 太平洋フェリー「きたかみ」
  • 乗船したのは深夜でしたので、出港前に寝ました。出港前に寝る船旅は初めてです。乗船開始が早く出港前に寝る人が多いのか、出港2時間近く前の23:40に夜最後の船内放送がありました。乗船終了にはなってなく、まだ乗船が続いている状態で船内放送が終わります。荷役は続いていますので、トランクが乗船して車両甲板を走る音は客室まで聞こえています。

    翌朝7:45、起きると仙台近くの金華山沖まで来ています。少し前に南下の夕方便「さんふらわあ さっぽろ」とすれ違ったところで、見逃してしまいました。陸側には苫小牧から仙台に向かっている太平洋フェリー「きたかみ」が見えました。
  • 船内
  • 船内には徐々に起きてくる人がいますが、比較的静かで、よく晴れたゆっくりとした時間が流れます。海は穏やかで揺れはほぼありません。
  • プロムナード
  • 東側から日が差し込んでいます。反対側が陸側になりますので、携帯電話の電波が入りやすい陸側が人気です。
  • 太平洋
  • このあとも、海岸線が遠くに見えるぐらいの沖を航行し続けます。携帯電話の電波は窓の近くでしたら速度は少しゆっくりですが、多くの時間は使用できました。宮城県沖のこのあたりでもauの電波で5Mbpsぐらいの速度が出ています。
  • さんふらわあしれとこ
  • 10:20ごろ、同じく深夜便で引退も近い「さんふらわあ しれとこ」とすれ違いました。この頃、今朝初めての船内放送があります。深夜の出港ですし、入稿も遅く、レストランもないのでレストランのオープンのお知らせも必要なく、船内放送は遅い時間です。
  • デッキ
  • この日の海は穏やかで、春の陽気のゆっくりとした航海が続きます。
  • ファンネル
  • 本船は環境に配慮したLNG燃料のフェリーです。2025年現在、LNG燃料のフェリーは少なく、長距離フェリーでは同じ商船三井さんふらわあの「さんふらわあ くれない」に続いて本船のみです。ファンネルから排気の色は見えません。
  • 日没
  • 北海道に近くなった18時ごろに日没を迎えます。よく晴れていて、太陽は雲に隠れることがなく水平線に向かって落ちていきます。
  • シルバーティアラ
  • 左側には八戸から苫小牧に向かうシルバーフェリー「シルバーティアラ」も見えています。
  • 日没
  • そのまま水平線まで真ん丸の太陽が落ちていきます。
  • 日没
  • 水平線に消えていきました。陸地や雲に邪魔されることなく、水平線に消える姿を見れるのは外洋航路ならではの風景です。