東海汽船「さるびあ丸」乗船記

神津島(多幸湾)→東京
乗船時期:
  • さるびあ丸
  • 東海汽船「さるびあ丸」(6,099GT)で、伊豆諸島西側の最南端神津島から東京港まで乗船しました。
    (東京から神津島までの往路の乗船記はこちらをご覧ください)
    東京から伊豆諸島に向かう南下便は夜行ですが、東京に向かう北上便は昼間の便になります。
  • さるびあ丸
  • この日の神津島の港は東側の多幸湾です。コバルトブルーの海に青空が広がり、日常とは別世界のような静かな世界が広がっています。
  • 神津島
  • 「さるびあ丸」の背後には、右半分が白い岩肌、左半分は緑、上は白い雲という絶景です。岸壁から船を見て背景が山という場所は多くありません。
  • 特2等
  • 南下便で到着した約20分後、出港の5分前の9:25頃に乗船開始になりました。
    復路も乗船したのは特2等です。往路では3階の特2等ですが、今回は4階の特2等です。ウェブ予約でも3階と4階が区別できるようになっていますが、3階と4階の違いは往路の乗船記に詳細を書きましたが、4階は写真のように少人数でドアがあり部屋が分かれたような構造をしています。北上便の乗客は少なく、今回この区画に1人で個室のようになりました。
  • 特2等
  • 部屋に入ると両側に4人ずつのブロックがあります。
  • 特2等
  • 4階の特2等の特徴は多くの部屋に窓があることです。小さな窓ですが、窓があることで携帯電話の電波が少し入るようになります。
  • 特2等
  • ベッド周りの部分は3階も4階も違いなく同じです。
  • 丸窓
  • 窓からは神津島の岸壁が見えています。
  • 神津島出港
  • 南下便での神津島到着前から外部デッキは清掃のために閉鎖されていますが、神津島出港時も閉鎖されているので、神津島の出港は室内から眺めます。
  • シャワーブース
  • 「さるびあ丸」には男女別に3つのシャワーブースがあります。南下便で東京を出港した直後は乗船後に利用している人で混雑していますが、昼間の北上便では利用している人は少ないです。往復乗船の場合はこの時間帯に利用するのもおすすめです。
    脱衣スペースへの入口にドアがあり、内側から鍵がかけられます。
  • シャワーブース
  • 脱衣スペースの奥に、ユニットバスのようなドアがあり奥にシャワーがあります。
  • シャワーブース
  • 一般的な夜行フェリーとの違いは、シャワーが無料ではなく有料になっていることです。1階3分100円で100円硬貨が必要です。お湯が出ている時間だけカウントされるようで、節約しながら使うことになります。
  • 式根島
  • 出港して30分、前方には最初の寄港地の式根島が見えています。他の寄港する島と違い、背が低い島です。
  • さるびあ丸
  • 濃紺の海と白い波飛沫のコントラストが綺麗です
  • さるびあ丸
  • 乗客も少なくゆっくりとした時間が流れます。
  • レストラン
  • レストランの朝食の時間は南下便の6:30〜7:30でしたので、東京行の北上便ではお昼まで営業はありません。
  • レストラン
  • この時間帯(8:30〜10:30)のレストランはフリースペースとして開放されています。深夜帯も開放されているようです。