- 東海汽船「さるびあ丸」(6,099GT)で東京港(竹芝)から大島・神津島航路の終点、神津島まで往復しました。今回は神津島までの往路の乗船記です。
東海汽船の大型客船航路は、伊豆大島から西側の伊豆諸島に沿って南下し神津島まで行く大島航路と、南東側の三宅島から八丈島にい行く八丈島航路の2つがあります。大島航路には「さるびあ丸」、八丈島航路には通常「橘丸」でメンテでの運休日やドック時は「さるびあ丸」が配船されます。今回は大島航路への乗船です。
- 早めの20時すぎに東京の竹芝客船ターミナルに到着すると、夏の納涼船運航をおえた「さるびあ丸」が夜行便での出港に向けて準備をしていました。
- インターネット予約をした場合も、当日に乗船券に交換をします。翌日も平日の日でしたが、20時台はターミナルも閑散としていて窓口も混んでいません。ターミナル内には今夜の便への乗船を待っている人がちらほらいます。
- ネットで予約した人は、予約完了画面で表示されるQRコードを使って、セルフ券売機で自動発券することもできます。セルフ券売機は3台置かれていて、数回タッチするだけで簡単に発券され便利でした。インターネットを使って往復で予約している場合は、ここで帰りの乗船券もセットで発券されます。失くさないように保管しましょう。
- 離島航路の東海汽船は、他の長距離フェリーとは違うところも所々あります。インターネット予約をした場合はオンライン決済をしてセルフ券売機で乗船券が出てきますが、そのままでは乗船することができません。乗船券の半券に、電話番号と住所の欄が空欄になっていて、ここを記入しないといけません。乗船券購入後にボールペンで空欄を埋めるという作業が発生します。
- この日の大型客船はいずれも夜行便で、22:30は八丈島航路の「橘丸」、23:00の大島航路の「さるびあ丸」です。八丈島航路は通年で22:30発、大島航路は納涼船運航のある7〜9月の夏季ダイヤは23:00発、冬季ダイヤは22:00発で出港順番が変わります。
- 竹芝のターミナル内には夜行便の出港時間帯でも売店が一つ営業しています。島で遊ぶようなレジャー用品もあるなど、小さな売店とレジャー用品を組み合わせたような構成です。便利なものもありますが、なんでも豊富にあるわけではないので周囲の店も併せて使うと便利です。
「さるびあ丸」の船内には売店はありません。
- 竹芝客船ターミナルの周辺はオフィスビルも多くコンビニや飲食店も多いです。客船ターミナルのあるビルにも飲食店がありますので困ることはないと思います。ただ、周辺のオフィスビルの中にあるコンビニは、オフィスビル向けですので、宿泊用の品物は少なかったり規模も小さめになります。客船ターミナルから道路を渡ったところにあるファミリーマート南山堂竹芝駅前店が路面店で規模も大きくおすすめです。スーパーは都心で少なく、浜松町駅の北側で、ターミナルから徒歩10分の距離にマルエツプチ汐留ジオサイト店があります。