東海汽船「さるびあ丸」乗船記

東京→神津島(多幸湾)
乗船時期:
  • レストラン
  • 「さるびあ丸」のレストランの朝食オープンは6:30で新島より先まで乗船する場合に利用できます。
  • 新島
  • 利島を出港して50分で新島に到着します。新島は南北に長く2400人ほどが住んでいます。大島航路の島の中で空港があるのは大島・神津島とこの新島の3つです。
    新島の港には防波堤もあり、他の港より岸壁が直接外洋にさらされないようになっています。
  • 新島
  • 新島の岸壁です。陸地の山から距離があるためか、岸壁の中に津波避難タワーがあります。
  • 新島
  • 太陽も高くあがってきて、海の透明度があるのがよくわかるようになりました。
  • 新島
  • 新島でもたくさんの人が下船していきます。
    利島より南には静岡県の伊豆半島の先端にある下田からのフェリー「フェリーあぜりあ」もあります。「フェリーあぜりあ」のためのものか、ランプウェイ位置を示すようなマーキングもありました。
  • 新島
  • 船首のクレーンでは急ぎコンテナ積み下ろしの荷役をしています。
  • 新島
  • 07:43、ほぼ定刻で新島を出港し4番目の式根島に向かいます。
  • 連絡船「にしき」
  • 新島を出港してすぐに式根島の方向からやってきた新島村の連絡船「にしき」とすれ違います。伊豆七島の中でも新島と式根島は近く、「さるびあ丸」以外に連絡船が1日3往復運航されています。新島と式根島は「さるびあ丸」や連絡船で20分の距離です。
  • 連絡船「にしき」
  • 高速船タイプの船ですが、船尾にデッキもあるのが特徴的な船です。
  • 連絡船「にしき」
  • 入れ替わり新島に入っていきます。
  • 式根島
  • 新島を出港するとすぐに式根島に入港です。式根島は陸地から突き出した場所に埋め立てた岸壁があります。岸壁の場所は、島の中心地ではなく周辺にも緑が多いのが特徴です。
  • 式根島
  • 通常、岸壁の防舷材は岸壁の横に設置しているものですが、ここでは一部大型のタイヤを岸壁の上部の角に設置しています。ちょうど、この場所は「さるびあ丸」の船尾が来る場所で、厳しい島の港では、ときに船尾のプロペラが露出するほど上下に揺れながら接岸することもありますので、揺れた船体が岸壁の上に乗り上げて損傷しないように守っているのでしょうか。このような状態になっている港を見たことがなかったので新鮮でした。
  • 式根島
  • 式根島で下船する人もレジャー客と思われる人が多くいました。
  • 式根島
  • 式根島で荷役をしていると、さきほど新島を出港して時にすれ違った連絡船「にしき」が入港してきました。式根島で荷役している間に新島で折り返して追いかけてきたようです。2つの島の近さを感じます。
  • 式根島
  • 島での客船の入港はみんなで協力作業です。港には港湾の作業員だけでなく、警察官や郵便局員(委託?)も待機しています。警察官も警戒しているだけではなく、タラップの設置作業などを手伝っています。この日は船尾のもやい綱を外す作業は警察官がやっていました。
  • 式根島
  • 荷役などに時間がかかり定刻より10分ほど遅れて08:17に最後の寄港地、式根島を離岸し出港です。