- 利島を出港して50分で新島に到着します。新島は南北に長く2400人ほどが住んでいます。大島航路の島の中で空港があるのは大島・神津島とこの新島の3つです。
新島の港には防波堤もあり、他の港より岸壁が直接外洋にさらされないようになっています。
- 新島でもたくさんの人が下船していきます。
利島より南には静岡県の伊豆半島の先端にある下田からのフェリー「フェリーあぜりあ」もあります。「フェリーあぜりあ」のためのものか、ランプウェイ位置を示すようなマーキングもありました。
- 新島を出港してすぐに式根島の方向からやってきた新島村の連絡船「にしき」とすれ違います。伊豆七島の中でも新島と式根島は近く、「さるびあ丸」以外に連絡船が1日3往復運航されています。新島と式根島は「さるびあ丸」や連絡船で20分の距離です。
- 通常、岸壁の防舷材は岸壁の横に設置しているものですが、ここでは一部大型のタイヤを岸壁の上部の角に設置しています。ちょうど、この場所は「さるびあ丸」の船尾が来る場所で、厳しい島の港では、ときに船尾のプロペラが露出するほど上下に揺れながら接岸することもありますので、揺れた船体が岸壁の上に乗り上げて損傷しないように守っているのでしょうか。このような状態になっている港を見たことがなかったので新鮮でした。