- 新日本海フェリーの敦賀(福井県)〜苫小牧(北海道)航路「すずらん」に乗船しました。敦賀港は、京阪神まで車で3時間圏内で、敦賀駅まで大阪駅から新快速で2時間、特急で1時間20分近さで、舞鶴〜小樽航路とならんで関西と北海道を結ぶ航路の性質があります。敦賀は、名古屋へも2時間圏内の近さです。能登半島から津軽海峡までを直線で結ぶことができ、陸路より有利な航路です。陸地よりかなり沖を航行するため、携帯電話の電波が入りにくい時間帯は多めの航路です。航路の距離は948kmで、陸地を避けながら進む太平洋側の航路(名古屋〜仙台〜苫小牧1330km)よりも近い特徴があります。
- 敦賀港のフェリーターミナルへの連絡バスはJR敦賀駅から出ています。敦賀駅は特急も止まる駅でアクセスがよく、京都から50分、大阪から1時間20分、名古屋・東京方面からは新幹線の米原駅から30分の距離です。このときは、北陸新幹線開業直前でしたが、北陸新幹線が開通すると北陸からのアクセスもよくなります。
- 敦賀駅前にはホテルも多く、苫小牧→敦賀に乗船したときは21時に到着してそのまま1泊するのにも便利な場所です。駅前にはスタバなど連絡バスの時間まで待つ場所もあります(連絡バスの22時まで営業)。
コンビニは駅中にセブンイレブンがありますが小さく連絡バスより早く21時には閉店してしまいます。駅前の横断歩道を渡ったところにローソンがあります。大きな店舗ではありませんが乗船前の簡単な買い出しはできます。スーパーマーケットは、徒歩6分の場所にハニー 新鮮館エフレ清水店がありますがこちらも21時には閉店してしまいます。夜遅めですので、コンビニで買うもの以外は事前に購入しておきましょう。
- 敦賀駅のバス乗り場6番から22時にフェリーターミナルまでの連絡バスが出発します。やや小型の路線バスタイプです。フェリーターミナルまでは350円でICカードは使えません。この日は8人程度で空いていました。
- 敦賀駅からフェリーターミナルへのアクセスはよく、10分ほどでフェリーターミナルに到着します。フェリーターミナルに到着したのが22:10ですが、乗船開始は23:15からですので、1時間ほどフェリーターミナルで待つことになります。連絡バスを使わずにタクシーで来る場合は1時間遅くても間に合いますので、仕事の後に移動もしやすいです。
- ターミナルに入って左側にチケットカウンターがあります。車両なしでの乗船で、事前にオンライン予約・決済している場合は、乗船券になるQRコードが発行されていますので、チケットカウンターに行く必要はありません。そのまま待ちます。