- 横須賀から出てきた潜水艦も見えました。潜水艦は艦番号を含めすべてを隠して航行するので船名はわかりません。詳しい方が見れば海上自衛隊なのか米軍かはわかりそうですが、あまり大きくなさそうなので海上自衛隊でしょうか。潜水艦は、海峡などでAISを発信する場合も「dolphin1」「dolphin2」となり、マーチスと交信するVHFでも同じように「ドルフィン1」などと名乗りますので船名がわからないようになっています。
- 「さるびあ丸」と同じ東海汽船のジェット船「セブンアイランド友」も南下してきました。小型ですが、日本の海上では最も速いのがこのジェットフォイルです。
- 海の中で大きく「1」「中央 うらが」と書かれたブイが浦賀水道航路の南口の中央線上にある浦賀水道航路1番ブイです。ここからが、東京湾の入口の浦賀水道航路になります。船舶の錯綜海域ですので、12ktの速度制限があり、少し手前から減速して入っていきます。
- 浦賀水道ではマストに国際信号旗の「2代・N・S」を揚げています。浦賀水道では東京湾内での行き先を表す信号旗を揚げるルールになっていて、「2代・N・S」は一番奥の東京港・千葉港方向に向かうことを表しています。
- 15:45、右手に何もないコンクリートで囲まれた島に近づきます。浦賀水道航路から中ノ瀬航路にはいるところにある第二海堡です。大正時代に東京湾を守るために砲台を設置する場所として建設された人工島です。東京マーチスの望遠カメラやアンテナなどが設置されただけの島です。