フェリーさんふらわあ「さんふらわあさつま」乗船記

志布志港(鹿児島県)〜大阪南港
乗船時期:
  • 船旅の楽しみといえば、広く開放感のあるデッキです。移動中に広い場所を歩き回ることができるのは、フェリーだけでないかと思います。本船は最上階の8階からデッキに出ることができます。そして本船のデッキで最大の特徴が写真左側の海にせり出したデッキです。この部分だけ、船体の幅より横にせり出して180度以上の大海原を見ることができます。高所恐怖症の方は要注意です。
    デッキの色は黄土色になっていて落ち着いた印象があります。色が薄いため、土汚れのようなものは目立ちそうでした。
  • 客室フロアへのドアは茶色になっています。フェリーでは珍しい配色で落ち着きがあります。
  • デッキ広報には大きなファンネルがあります。その手前には、四角い椅子が並んでいます。
  • 椅子は、メッシュ状の素材でできていて、雨で濡れてもすぐに乾きそうな素材でした。木の椅子だとベタベタしそうですが、これだとクッション性もあっていいですね。
  • デッキ広報の階段を降りると、その下にドックランがあります。最近のフェリーではペットルームに加えて、ドックランを備えるものも増えてきました。ペット連れの車での移動で人間だけでなくペットも快適に過ごせるようになってきています。
  • 船上からみた志布志港のフェリーターミナルです。右側の乗船口が、新造船の「さんふらわあさつま」が利用、左側の乗船口は2018年に引退する先代の船が使用していた乗船口です。左側はいずれ撤去されそうです。
  • 18:30の出港時間が近くなり、船首・船尾のランプウェイを閉じます。サイドランプウェイは重いので、この持ち上がるとき、船が少し横に傾きます。後ろ怒鳴りのバースには、ばら積み船も出港の準備をしています。
  • 定刻の18:30過ぎにもやい綱を外して離岸出港です。
  • 隣の大型ばら積み船の横にはタグボート「雄翔丸」が待機中で、本船の出港の様子を伺っていました。
  • ばら積み船にちょうどパイロットさんが到着するところだったようで、タグボートから縄梯子で乗船していく様子を間近で見ることができました。
  • 「さんふらわあさつま」はバックで離岸して、反時計回りに90度回頭し南に向けて港内を進んでいきます。その頃には、ばら積み船をタグボート2隻が押さえ込みをしていました。
  • 防波堤をすぎると、太平洋の大海原です。この日の波の高さは、うねりを伴った1.5m。ゆっくりと揺れているのはわかりますが、気になるようなものではなく、船内に酔っているような人はいません。
  • 上の写真のように前が見える場所が、7階最前方の廊下にあります。廊下にある窓から前を見ることができます。
  • こんなかたちの少し斜めになった窓です。
  • 前方の景色は窓からだけでなく、各客室のテレビからも見ることができます。前方の景色専門のチャンネルがあります。マストにあるカメラからの映像のようです。
  • 志布志湾を左手に枇榔島を見ながら太平洋の大海原に向かって進みます。
  • 出港して日没が近くなってきたのでレストランで夕食を食べました。
  • レストランはバイキング形式になっていて、大人2000円と少し高い料金設定でした。
  • レストランの中央に食べ物や飲み物が並んでいます。
  • レストランの席は、窓際から船尾の方まで広く多くの人がいましたが、まだ空席もありました。
  • 料金設定は高めですが、食べ物は多く、デザートやケーキ、アイスクリームまでありました。