シルバーフェリー(川崎近海汽船)

「べにりあ」

船名「べにりあ」
総トン数 6,558GT
全長・全幅134.6m×21m
航海速力19.4kt
旅客定員450名
積載能力トラック67台 乗用車14台
造船所三菱重工業下関
就航1999年4月建造〜2021年6月引退
IMO No.9206231
「べにりあ」は東日本フェリーが1999年に建造し、八戸〜室蘭航路に就航した後、2006年から2021年まで八戸〜苫小牧航路に就航しました。東日本フェリーの撤退で「べにりあ」の運航は東日本フェリーから川崎近海汽船(シルバーフェリー)に変わり、2013年の「べが」引退で、東日本フェリーからの移籍船は本船のみになっていました。2021年6月の新造船「シルバーブリーズ」就航に伴い、2021年6月6日の八戸到着をもって引退しました。

2011年の東日本大震災では八戸港が被災したため、7月10日の復旧までの3ヶ月半、青森港〜苫小牧港で運航したフェリーの1隻です。

客室は、1等洋室(4名個室)と相部屋の雑魚寝の2等の2種類のみが用意され、長距離フェリーのような多くの個室が用意されているわけではありません。ベッドルームの相部屋(2等寝台)は「べにりあ」にはありません。

パブリックスペースは、冷凍食品などの自動販売機のみのオートレストラン、コインロッカー、売店などがあります。航行時間が短いため最低限の設備です。他の3隻も同様にオートレストランになっています。
「べにりあ」
「べにりあ」(青森港)