いずみ
阪九フェリー

「いずみ」「ひびき」

船名「いずみ」「ひびき」
総トン数 15,897GT
全長・全幅195m×29.6m
航海速力23.5kt
旅客定員643名
積載能力トラック277台 乗用車188台
造船所三菱重工業下関
就航2015年1月2015年4月
IMO No.97269069726786

船の概要

「いずみ」「ひびき」は「フェリーせっつ」「フェリーすおう」の代替船として、三菱重工業下関造船所で建造されました。全長や航海速力は1つ前の「やまと」と同じになっていますが、船の幅は29.6mとより3.2m広くなり、車両甲板が1レーン増えています。「おれんじホープ」の27.5mを超えて瀬戸内海で最も幅のあるフェリーになります。コンセプトは「わのこころ」とのことです。
船内は今までのフェリーと比べて静かさが大きく向上し、フェリーとしてトップクラスの静けさです。7Fの前方側の客室では振動やエンジン音がほとんど聞こえません。穏やかな瀬戸内海で陸上のホテルと変わらない静かな時間が流れます。各客室はスタンダードシングル(ドライバーズルーム)を除いてすべて、エントランスより前方側に配置されています。
いずみ
「いずみ」
いずみ
「ひびき」(大阪湾)
進水式
「ひびき」進水式

客室

客室は、それ以前に作られたフェリーより個室化されています。スタンダードシングルを含めると定員の約55%と半分以上が個室です。また、従来の雑魚寝部屋である2等和室が大幅に減り、2等でもベッド中心となるようになりました。本船からは、等級(料金クラス)の呼び方が新しくなっています。大まかには、特等→スイート、1等→デラックス、2等→スタンダードとなり、中間になる2等指定A・Bは、個室の2等指定Aがデラックスに、2等指定B1(1名)がスタンダードに分類されました。2等指定B(4名)は、オフィシャルサイト上ではスタンダード4名部屋に該当するようですが、相部屋のベッドとしては、スタンダード洋室もあります。スタンダード(相部屋)では、貴重品管理のためにコインロッカーを個別に設置するなどの改善もされています。
スイート
スイート
スイート
スイート
スイート
スイート
デラックス和
デラックス和
デラックス和
デラックス和
デラックス和洋
デラックス和洋室(3名)
デラックス和洋
デラックス和洋室(3名)
デラックスシングル
デラックスシングル
デラックスシングル
デラックスシングル
スタンダード洋
スタンダード洋
スタンダード洋
スタンダード洋
スタンダード洋
スタンダード洋

船内設備

パブリックスペースも充実していてゆっくりと過ごすことができます。「いずみ」は後に就航した「せっつ」のベースとなっているため、多くの設備は本船にもあります。前方が見える展望ルームや瀬戸内海のフェリーで初となる露天風呂も本船から登場しました。展望浴室は深夜は閉鎖されていますが、併設されているシャワールームは24時間利用できます。浴室には鍵のかかるロッカーがあります。レストランはカフェテリア方式で、入口で食べたい商品をとってレジで支払いをします。並べられているお皿にはすべてラップがかけられていますので、衛生的です。
船内
船内図
エントランス
エントランス
船内
エントランス
船内
エントランス
船内
エントランス
船内
営業時間案内
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
メニュー
船内
売店
売店の日用品
売店の日用品
船内
展望ルーム
船内
展望ルーム
船内
展望ルーム
展望ルーム
展望ルーム
船内
展望通路
船内
船内
船内
歴代船の展示
船内
コインロッカー
キッズルーム
キッズルーム
授乳室
授乳室
着替え
着替えスペース
船内
給湯室
船内
船内
船内
船内
船内
船内
船内
船内
船内
船内
船内
船内
船内
船内
船内
通路
通路
通路
船内
デッキ
船内
デッキ
船内
デッキ
船内
車両甲板
いずみ
ファンネル(改造前)
ファンネル
ファンネル