- 2015年6月に、新門司から泉大津まで阪九フェリー「いずみ」に2回目の乗船をしました。
※就航1ヶ月後の2015年2月に乗船した前回の乗船記はこちら(船内設備についてはこちらに多く書いています)
今回も北九州の瀬戸内海側にある新門司港から、大阪府南部の泉大津港までの乗船です。
- 今回利用した客室はデラックス和(2〜3名個室)
旧来の等級では1等にあたる客室なのでバス・トイレは部屋の外ですが、畳の香りがするしっかりとした客室です。「いずみ」では最大2名などの個室を減らして3〜4名の個室が多くそれらの客室を2名でも貸切料金なしで利用できるようにすることで様々な需要に対応できるようになっています。
- 日没も迫った周防灘で普段は見れないフェリーを見れました。福岡県の博多港と韓国・釜山港を結んでいる国際フェリーの「ニューかめりあ」。1年に1回の定期ドックを終えて、神田造船川尻工場から博多港に帰るところです。
- 2015年に建造さればかりの「いずみ」には細かい配慮がされた設備が目立ちます。
インフォメーション横にあるのはキッズルーム。柔らかいクッションの部屋で、アニメのビデオ画面もあり、窓は丸窓を使ってかわいくなっています。
- そのほか、船内の設備については、前回の乗船記をご覧ください。
- 出港が17:30と早めの便ですので、夕食は船内で食べました。
レストランは1品いくらの形式で、トレーの上に乗せていきレジで支払いをします。ステーキなどメニューによっては注文後調理して席に届けられるようです。
- 前方が見える展望室は、夜間も22時まで開放されています。22時なので上り便では、海峡通過は見れず、釣島水道の手前付近までです。
夜間、前方に灯りを漏らすと船の操船に支障がありますので、室内の灯りは足元のみで抑えられています。この部屋の上がブリッジ(操舵室)です。
- 釣島水道の中では霧に包まれ、周りの島や船が見えなくなりました。デッキの上では、暗闇の中で灯りに照らされた白い雲の塊のようなものが風で流れていきます。周りが見えない状態ですが、「いずみ」はレーダーなどを使って変わりなく航行していきます。