フェリーさんふらわあ
「さんふらわあ にしき」
大分~松山~大阪南港に2010年1月まで就航(引退済)
「さんふらわあ にしき」
「さんふらわあ こがね」
大分~松山~大阪南港に2010年1月まで就航(引退済)
船名 | 「さんふらわあ にしき」 | 「さんふらわあ こがね」 |
総トン数 | 9,711GT | 9,710GT |
全長・全幅 | 150.9m×25.0m | |
航海速力 | 22.1kt | |
旅客定員 | 942名 | |
積載能力 | トラック100台 乗用車60台 | |
造船所 | カナサシ豊橋 | |
就航期間 | 1992年12月〜2010年1月 | 1992年07月〜2010年1月 |
IMO No. | 9042764 | 9042726 |
本船は関西汽船の純客船「こばると丸」「あいぼり丸」の代替船として就航し、これにより関西汽船の別府~大阪航路は全ての便がフェリーとなりました。外見からもダイヤモンドフェリーの「ブルーダイヤモンド」(1990年建造-2008年引退)「スターダイヤモンド」(1991年建造-2008年引退)と似ており、建造された造船所は違いますが、基本設計は同じになっています。その為、細かいところを除けば客室構成以外の通路・設備の位置などほとんど同じです。エンジンも同じ物を使用しています。
船内の客室構成は上のAデッキと下のBデッキの2層構造で、A・Bデッキの前方に特等・1等客室、Aデッキ後方に2等寝台、Bデッキ後方に2等客室となっていました。なお、Bデッキ後方にあった「にしきホール」「こがねホール」以前臨時2等としても使われていましたが、晩年は畳が敷かれて常時2等客室として使われていたようです。
外見は、いかにも瀬戸内海のフェリーというスタイルで、船首部は海面から少し上に上がると急に太くなっていて、車両甲板には換気口があります。