阪九フェリー

「フェリーせっつ」「フェリーすおう」

2015年まで新門司(北九州)神戸泉大津(大阪府)に就航
このページは2015年まで就航していた過去のフェリーです。
2020年に就航予定の新造船「せっつ」はこちらをご覧ください。
船名「フェリーせっつ」「フェリーすおう」
総トン数 15,188GT
全長・全幅189.0m×27.0m
航海速力22.9kt
旅客定員810名
積載能力トラック219台 乗用車77台
造船所神田造船川尻
就航期間1995年04月竣工〜2015年3月1995年07月竣工〜2015年04月
IMO No.91173519117363
「フェリーせっつ」「フェリーすおう」は「第二十四阪九」「第三十二阪九」の代替船として1995年に就航しました。それまで8隻体制だった阪九フェリーは本船の就航で「ニューやまと」「ニューみやこ」も引退し6隻体制に変わりました。(その後引退した2015年現在、4隻体制)
2015年に新造船「いずみ」「ひびき」の就航に伴い、「フェリーせっつ」が3月、「フェリーすおう」が4月に引退しました。

本船の名前の由来は、関西の「摂津」と山口県の「周防」です。
就航直前の1995年1月に阪神淡路大震災が発生し阪九フェリーの神戸港岸壁も大きな被害を受け、全便泉大津発着に変更されていました。震災直後に就航したこの姉妹には船体に"We Love KOBE"と大きく書かれているのが大きな特徴でしたが、2008年6月に阪神側の発着港を神戸から泉大津に変更するのを前に10年以上描かれていた塗装も通常版となりました。
阪九フェリーは、この船以降はファンネルが1本になっています。

船内は3層構造で、このタイプから他社でも多くなっているレストランをエントランス近くにまとめるような作りになっています。客室の構成では、少人数の個室化の流れから阪九フェリーで初めて1名個室が設けられました。しかし、個室化の流れの途中でもあり、現在の客室構成(「やまと」型など)からすると1等2名部屋が少なく満室になりやすくなっています。デッキで自由に歩けるスペースは他船に比べるとやや少なくなっています。

本船の乗船記はこちらをご覧ください。
船内
船内エントランス
特等ロビー
特等ロビー
「フェリーせっつ」
特等ロビー
「フェリーせっつ」
自販機コーナー
「フェリーせっつ」
デッキ
「フェリーせっつ」
「フェリーせっつ」(新門司港)
「フェリーせっつ」
レストランメニュー
「フェリーせっつ」
展望浴室前
「フェリーせっつ」
エントランス
「フェリーせっつ」
「フェリーせっつ」(旧塗装)(神戸港)
「フェリーせっつ」
「フェリーせっつ」(旧塗装)(神戸港)
「フェリーせっつ」
「フェリーせっつ」(旧塗装)(神戸港)
「フェリーせっつ」
デッキ
「フェリーせっつ」
2等客室
「フェリーせっつ」
船内
「フェリーせっつ」
リラックスルーム
「フェリーせっつ」
デッキ
「フェリーせっつ」
カラオケルーム
「フェリーせっつ」
船内
「フェリーせっつ」
1等通路
「フェリーせっつ」
1等和室
「フェリーせっつ」
デッキ
「フェリーせっつ」
「フェリーせっつ」(新門司港)