
フェリーさんふらわあ
「さんふらわあ あいぼり」
「さんふらわあ あいぼり」
「さんふらわあ こばると」
船名 | 「さんふらわあ あいぼり」 | 「さんふらわあ こばると」 |
総トン数 | 9,245GT | |
全長・全幅 | 153.0m×25.0m | |
航海速力 | 22.4kt | |
旅客定員 | 777名(平水1050名) | |
積載能力 | トラック120台 乗用車100台 | |
造船所 | 三菱重工業下関 | |
就航 | 1997年11月 | 1998年03月 |
IMO No. | 9162162 | 9162174 |
外見上の大きな特徴として、瀬戸内海航路の大型フェリーでは主流だった車両甲板の大きな換気口がなくなり、外から車両甲板の見えない構造になりました。その後に就航した瀬戸内海の大型フェリーにもこれは踏襲されています。瀬戸内海の大型フェリーでは、ファンネルが1本にまとめられる傾向傾向がありますが、本船は逆に1つ前の「さんふらわあこがね」型が1本だったのに対して2本になりました。瀬戸内海の大型フェリーとしては唯一ファンネルが2本になっています。船内の客室フロアは2層構造で通常下のデッキに配置されることが多い2等客室が上のデッキの後部に配置されています。
客室は、バス・トイレ付きの2名個室デラックスから、バス・トイレ無しで窓があるファースト、窓なしの個室のスタンダード、2段ベッドの相部屋(ドミトリータイプ)のツーリストベッド、カーペット敷きの雑魚寝部屋のツーリストまであります。
パブリックスペースは、レストランや展望大浴場や、売店など夜行フェリーに必要な設備が揃っているほか、コインロッカー、貴重品ロッカーやキッズスペース、ペットルームもあります。レストランは夕食・朝食ともにバイキング形式で、単品のテイクアウトメニューもあります。展望大浴場には小さめの100円返却式のコインロッカーがあります。上のデッキの船首部には前が見れる通路があって、夜間も減光しているので前を見ることができます。他の航路である展望ラウンジのミニ版といった感じで4つの窓の場所には椅子もあって楽しめます。
本船は2022年〜2023年頃に引退し、代替となる新造船「さんふらわあ くれない」「さんふらわあ むらさき」が就航する予定です。
【本船の乗船記】
・別府→大阪南港 スタンダード(2019年6月)
【発着するフェリーターミナル】
・さんふらわあターミナル(大阪)
・別府観光港