船名 | 「おれんじ7」 | |
総トン数 | 9,917GT | |
全長・全幅 | 163.6m×25.6m | |
航海速力 | 22.5kt | |
旅客定員 | 750名 | |
積載能力 | トラック139台 | |
造船所 | 今治造船今治 | |
就航 | 1994年7月〜2018年12月 | |
IMO No. | 9087726 |
船名 | 「おれんじ7」 | |
総トン数 | 9,917GT | |
全長・全幅 | 163.6m×25.6m | |
航海速力 | 22.5kt | |
旅客定員 | 750名 | |
積載能力 | トラック139台 | |
造船所 | 今治造船今治 | |
就航 | 1994年7月〜2018年12月 | |
IMO No. | 9087726 |
「おれんじ7」は5年後に就航した「おれんじ8」と船のサイズなど基本的な部分は同型です。2012年までは航路が長くないのを利用して、1隻で24時間で戻ってくるような24時間運航(「おれんじ7」は大阪南港を夜に出港し、翌朝愛媛側に寄港、そのまま夜には大阪南港に戻ってくるダイヤ)をしていました。2012年以降は「おれんじ7」「おれんじ8」の2隻が交互に毎日1便夜行便を運航になっていました。そのため、1日おきに客室構成などが若干違いがありました。
本船は最上階以外は、 客室が両サイド一杯まであり両サイドにデッキがありません。そのため、客室からの景色はよく、外から見ると上部が大きく見えます(窓の前にデッキがない分、窓の掃除がされにくくなりますが)。
関西〜松山・今治航路がなくなった今は、愛媛と関西を結ぶ重要な航路で、愛媛側の発着港は東予港(西条市)ですが、港から松山市、今治市、新居浜市などに連絡バスがあり、それぞれから簡単にアクセスすることができます。
船内のデザインは1999年就航の「おれんじ8」が落ち着いた配色になっているのに対して、1994年就航の本船は華やかな作りになっています。船内は3層構造になっていて一番上は展望ラウンジとなっています。夜の出港時間が遅かったりしますがレストランも長く営業していてとても便利です。
客室構成は、バス・トイレ付でリビングとベッド部分に分かれて広い特別室、特等A(バス・トイレはなく他社での1等と特等の中間のイメージ)、4名個室の特等B(他社の1等4名の設備)から、相部屋のベッドルームの2等寝台、雑魚寝の大部屋の2等まで豊富にあります。「おれんじ8」にはない、特等1名個室があるのが特徴ですが、航路の距離の短さからか、九州への瀬戸内海航路の大型フェリーに多い安価な1名個室が本船にはありません。後継となった2018年就航の「おれんじ えひめ」には多く1名個室が設置されました。
パブリックスペースは、レストラン、展望大浴場、売店、展望ラウンジなど長距離フェリーに必要なものがひと通りあります。
本船の乗船記はこちらをご覧ください。
発着するフェリーターミナルについては下記をご覧ください。
・大阪南港フェリーターミナル