フェリーおおさか2
名門大洋フェリー

「フェリーおおさかⅡ」「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」

船名「フェリーおおさかⅡ」「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」
総トン数 14,920GT
全長・全幅183.0m×27.0m
航海速力23.2kt
旅客定員713名
積載能力トラック146台 乗用車105台
造船所三菱重工業下関
就航2015年9月2015年11月
IMO No.97269329726982

船の概要

「フェリーおおさかⅡ」「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」は、「フェリーおおさか」「フェリーきたきゅうしゅう」の代替船として2015年に就航しました。名門大洋フェリーとして13年ぶりの新造船で初めて1万トンを超えた大型船になっています。これに伴い、大阪南港は大型化に対応したF1バースに移転しました。外見上は旧来のスタイルを踏襲し、下部を青、ハウス白色で、車両甲板の換気穴も残っています。今回、上部車両甲板の左前に新たに出入口が設けられ大阪南港で使用されています。
フェリーきたきゅうしゅう2
「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」(大阪南港)
フェリーおおさか2
「フェリーおおさかⅡ」(大阪南港)
フェリーおおさか2
「フェリーおおさかⅡ」(大阪南港)

客室

客室の名称は本船から新しい呼び方を採用しています。絨毯の雑魚寝の相部屋の「エコノミー」(旧2等)、ドミトリータイプの相部屋「ツーリスト」(旧2等洋室)から、個室の客室でバス・トイレ付の「スイート」「デラックス」まであります。本船の13年前に就航した「フェリーきょうとⅡ」と比較すると、エコノミーは大幅に減り40名のみでほとんどの客室がベッドになりました。また、大阪と福岡を結ぶ航路の特性で1人旅も多いことから、1名部屋の数が大きく増えています。旧1等になるファーストAでは、客室内にトイレが完備されているのも特徴です。
客室
ファーストA
ファーストB 和洋室
ファーストB 和洋室
ファーストB 和洋室
ファーストB 和洋室
ファーストB 和洋室
ファーストB 和洋室
ファーストS
ファーストS

船内設備

船内の設備は、レストランや展望浴室、24時間のシャワールーム、売店、コインロッカー、セキュリティボックスなど長距離フェリーに必要な設備が一通り揃っています。今回の船からキッズルームや授乳室ができました。また、エントランス後方には持ち込んだもので食事ができるようなカウンタースペースができました。「フェリーきょうとⅡ」のような長い展望ラウンジは短くなり、分散してTVラウンジができています。パブリックスペースの席数としてはあまり増えていないかもしれません。それでも瀬戸内海の1晩の船旅には十分なスペースがあります。デッキは2階に分けて広く歩くことができ、船尾付近は広くなっています。デッキには簡易なベンチのようなものもあります。
船内図
船内図
営業時間
営業時間
エントランス
エントランス
エントランス
エントランス
エントランス
エントランス
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
レストラン
展望浴室
展望浴室
シャワールーム
シャワールーム
シャワールーム
シャワールーム
展望コーナー
展望コーナー
展望コーナー
展望コーナー
展望コーナー
展望コーナー
売店
売店
売店
売店
売店
売店
エントランス後部
エントランス後部
携帯充電器
公衆電話と携帯充電器
エレベーター
エレベーター
コインロッカー
コインロッカー
セキュリティボックス
セキュリティボックス
キッズルーム
キッズルーム
キッズルーム
キッズルーム
通路
通路
自販機コーナー
自販機コーナー
エントランス
エントランス(フェリーおおさかⅡ)
エントランス
エントランス(フェリーきたきゅうしゅうⅡ)
TVラウンジ
TVラウンジ
通路
通路
車両甲板
車両甲板(乗用車用)
電気自動車充電器
電気自動車充電器
船の位置表示
船の位置表示
車両甲板
船尾の車両甲板
デッキ
デッキ
デッキ
デッキ
デッキ
デッキ
デッキ
デッキ