フェリーきょうと2
名門大洋フェリー

「フェリーきょうとⅡ」「フェリーふくおかⅡ」

船名「フェリーきょうとⅡ」「フェリーふくおかⅡ」
総トン数 9,788GT
全長・全幅167.0m×25.6m
航海速力23.2kt
旅客定員733名(最大877名)
積載能力トラック180台 乗用車100台
造船所三菱重工業下関
就航2002年9月〜2022年1月2002年10月〜2022年3月
IMO No.92584049258416

船の概要

「フェリーきょうとⅡ」「フェリーふくおかⅡ」は初代「フェリーきょうと」「フェリーふくおか」の代替船として2002年に就航しました。本船の次に就航した「フェリーおおさかⅡ」では総トン数1万トン以上の大型船になったことから、本船は北九州〜関西航路で最後の1万トン未満のフェリーとなりました。当時は革新的だった全長65mの展望ストリートが右舷側に設置されパブリックスペースも増えました。大きな窓があるため夜間にこの船を見ると、左舷側と右舷側では違った船のように見えます。
2022年1月・3月に新「フェリーきょうと」「フェリーふくおか」就航に伴い引退しました。
フェリーきょうと2
「フェリーきょうとⅡ」(明石海峡)
フェリーふくおか2
「フェリーふくおか2」(来島海峡)
フェリーふくおか2
「フェリーきょうとⅡ」(大阪南港)
フェリーきょうと2
「フェリーきょうとⅡ」(新門司沖)
フェリーきょうと2
「フェリーきょうとⅡ」(明石海峡)
フェリーふくおか2
「フェリーふくおか2」(来島海峡)

客室

客室は、バス・トイレ付きの2名個室スイート・デラックスから、個室のファースト(旧1等)、階段式の2段ベッドの相部屋のツーリスト(旧2等洋)、雑魚寝の相部屋のエコノミー(旧2等)まであります。最近の多くの船で採用されている階段式の2段ベッドの客室は、本船が初めて2002年に採用しました。ファーストの1名・2名の個室は内部屋で窓はありません。「フェリーおおさかⅡ」が就航した2015年までは、ベッド内にテレビがある特2等がありましたが、現在はすべてツーリスト(旧2等洋)に統一されテレビはありません。
1等1名客室
1等1名客室
特等客室
特等客室
特2等洋室A
特2等洋室A

船内設備

船内設備は、展望大浴場やレストラン、売店など夜行フェリーに必要な設備が整っています。シャワールーム、セーフティボックス(無料)、コインロッカーなどもあります。レストランは夕食はバイキング形式、朝食は軽朝食の定食になっています。エントランス付近など船内は木が多く使われています。
エントランス
エントランス
エントランス
エントランス
展望ストリート
展望ストリート
エントランス
エントランス
レストラン
レストラン
通路
通路
コインロッカー
コインロッカー
ファンネル
ファンネル
デッキ
デッキ
自動販売機
自動販売機
デッキ
展望通路横のデッキ
後部車両甲板
後部車両甲板
デッキ
デッキ
デッキ
デッキ
後部デッキ
後部デッキ
デッキ
デッキ
デッキ
デッキ