阪九フェリー「せっつ」乗船記

新門司(北九州)→神戸
乗船時期:
  • 定刻の18:30に新門司港を離岸して出港します。この日の港内は船が少なく、岸壁の前で反時計回りに180度ぐるっと回頭しました。夏至に近いこの時期は18:30でもまだ明るいです。
  • 新門司港を出向すると夕日を背に周防灘を東へ進みます。
  • 今回の新門司沖は多くのフェリーがいました。まず、就航をあと数日後に控えた乗船した「せっつ」の姉妹船の「やまと」です。トライアル(試運転)の合間に休憩していました。
  • 旅客デッキが3層あり、その上に乗組員区画があり4層あるので背が高くしっかりしたスタイルです。
  • 続いて同じ阪九フェリーの「つくし」が停泊しています。新型コロナウイルスの影響による減便でこの日はお休みでした。
  • 梅雨の合間の晴れた空がとても綺麗でした。
  • 「つくし」の奥には関門海峡から東航してきた日中国際フェリーの「XIN JIAN ZHEN(新鑑真)」がいました。新型コロナウイルスの影響により2月から4ヶ月以上旅客取扱を中止し、貨物輸送のみで運航されています。
  • このほかにも、「フェリーふくおかⅡ」「フェリーどうご」が新門司沖に停泊している特殊な状況の日でした。
  • 夕食は船内のレストランを使用しました。レストランの入口でも手洗いをするように記載があり、入口には洗面台にハンドソープとペーパータオル、アルコール消毒液が用意されています。
  • 料理はすべて小鉢に入れられてラップがかけられています。コロナ対応の前からこのような衛生的な提供方法がとられています。旅客が少ないためか、メニューの数はいつもより少なめでした。
  • レストランのメニュー一覧です。これだけではなく別のものもあるように思います。
  • レストランは広くこのスペース以外にももう1部屋あります。この日は乗客が少なく、ここに10人程度だったので感染リクスを感じずに食事ができました。
  • 6Fには写真撮影コーナーがあります。写真で撮ると船が飛び出して見える作りのようです。
  • この日は早く寝て、翌朝に早起きしました。この時期の夜明けは早く、4:40頃、播磨灘で夜明けを迎えます。
    窓からは岡山県の水島港に向かう大型タンカーが見えています。
  • 5:36、明石海峡が近づき、前方に明石海峡大橋が見えます。
  • 5:41に明石海峡大橋の下をくぐりました。晴れていると気持ちがいいです。
  • この日は、神戸港の沖にも停泊船が多く感じました。小型の内航コンテナ船が多くコンテナを積まずに停泊していました。
  • 神戸沖に停泊していたバルカー「OCEANIC POWER」
  • 「せっつ」は神戸港内に入港していきます。普段はバルカーが入港することがない六甲アイランドに「新須磨」(205,000DWT 300m)がいました。離岸準備をしていてタグボートが横に付いています。
  • 6:48、神戸港六甲アイランドのフェリーターミナルの目の前に到着し、着岸に向けて向きを変えています。
  • 神戸港には船尾からの着岸でバックしながら岸壁に近づいていきます。
    今回は感染予防対策のため、案内放送があるまでエントランスではなく客室で待機するようアナウンスがあり、下船時に混雑しないようになっていました。