
- 2026年6月に北九州市の新門司港から神戸港まで阪九フェリー「やまと」に乗船しました。阪神〜九州の移動に便利な航路で、今回利用した阪九フェリーや大阪南港発着の名門大洋フェリーのどちらにもよく乗船します。どちらの会社も12〜13時間で早朝到着便と少し遅く出港してゆっくり到着する便の両方があり、そのときのスケジュールによって使い分けができます。大分県への航路よりも同じクラスの部屋でも安い航路で、大分に行く場合でも北九州で下船してから特急などで大分に行く方が安いことが多いです。九州全域への移動に使える航路です。
「せっつ」「やまと」の乗船記を書くのも今回で7回目のため、船内設備については省略していますので、過去の乗船記を参考にされてください。今回は乗船までの流れや、船上の景色を中心に記載しています。

- 今回も車なしの徒歩乗船で、JR小倉駅からの無料連絡バスを利用しました。同じバスですが、始発のJR小倉駅、途中のJR門司駅の2箇所から乗車できます。
JR小倉駅の北口に、阪九フェリー・名門大洋フェリーどちらの連絡バス乗り場もあります。北口に出てそのまままっすぐ歩道橋から写真の階段を降りるのが阪九フェリー(東京九州フェリーも同じ)、左に曲がって階段を降りるのが名門大洋フェリーの連絡バス乗り場です。降りる階段は違いますがすぐ目の前で数十mしか離れていないので互いに見えています。名門大洋フェリーのバス乗り場は、名門大洋フェリーの乗船記を参考にされてください。

- 今回乗船したのは週末ダイヤで遅めの20:00発。連絡バスは小倉駅18:40、門司駅を18:55に出発する予定ですが、連絡バスの利用客が多い場合、1台目が満員になると残りは2台目以降に任せて先に出発します。今回1台目のバスは10分前に先に出発し、ターミナルにも10分ほど早い19:05には到着しました。複数台のバスが出る日には少し早めにバス停に行くと乗船も少し早くできる可能性もあります。
阪九フェリーもQRコードの乗船券になっているため、インターネットで予約している場合は、チケットカウンターに行く必要はありません。スマホでQRコードを表示できるようにしてそのまま乗船口に行くことができます。飛行機と違って荷物もそのまま持ち込みますので、荷物を預ける作業もありません。
・新門司港 阪九フェリー第1ターミナルの詳細

- 今回乗船した「やまと」です。2020年に建造されたまだ新しい船です。

- 今回利用したのはデラックスシングル。1人で乗船する時は定番で利用しています。1人での移動には相部屋の「スタンダード洋室」という選択肢もありますが、個室にしたい場合はデラックスシングルが使いやすいです。ベッドとデスク、洗面台があります。一般的なホテルと比較すると客室内にバス・トイレはありませんが、洗面台があり便利です。

- 阪九フェリーの最前方には、前方が見える展望ルームがあります。夜間も室内が暗くなり前方を見ることができる貴重なスペースです。
今回、出港を眺めることが多い展望デッキが悪天候で閉鎖されていたため、室内の展望ルームから出港を眺めます。

- 展望ルームからの前方の景色。まだ新門司港で荷役しているため前方のバウドアが上がっています。バウドアの形状を見ると左右対称ではなく、左側が大きいのがわかるかと思います。これは、陸上側の構造物である可動橋が必ずしも船の中心に位置していないため、多くの場合は船を大型化したときに陸側に偏っています。新門司港の場合、新門司港に移転した1991年に就航した「ニューながと」の全幅は26.8mで、陸側から13.4mが船の中心になります。現在の就航船は29.6mで、陸側からの中心は14.8mと1.4m違います。歴史の長い航路ほどこの問題があります。船側を陸に合わせて作ることが多いですが、複数の港で使用している場合にはそれぞれに合わせないといけないため難しくなります。
定刻に新門司港を出港しました。
遅めの出港便で、北九州市内で夕食をすませていたので今回は船内のレストランは利用せず、乗船してからはお風呂に入って早めに就寝しました。

- 先行するフェリーは、同じ新門司港を出港した名門大洋フェリーの「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」です。新門司から前方にいますが、徐々に距離が近づいています。








