名門大洋フェリー「フェリーふくおか」乗船記

新門司大阪
乗船時期:
  • 航路図
  • 2022年8月に福岡県北九州市の新門司から大阪南港まで名門大洋フェリー「フェリーふくおか」に乗船しました。北九州と阪神を結ぶ航路は1万5000トンクラスのフェリーが1日4便あり日本で最も賑わっている航路です。
  • 小倉駅バス停
  • 今回はJR小倉駅から連絡バスで新門司港に移動しました。新門司港は公共交通機関でのアクセスがよくないため、フェリーに合わせて運行される無料の連絡バスを使うことになります。小倉駅か門司駅から乗車できます。名門大洋フェリーの連絡バスは、小倉駅北口(新幹線側)のバスの駐車場から出ています。18:20頃到着したら、すでにバス停付近には人が集まっています。
  • 連絡バス
  • ちょうどバス停に着くタイミング(18:20)に名門大洋フェリーと書かれたバスがやってきました。定刻は18:40出発ですが、18:28に2台目のバスがやってきてある程度乗車した1台目のバスは先に出発しました。通常は門司駅を経由しますが、この日は2台目のバスが門司駅を経由して、1台目のバスは直接新門司港への移動です。
  • 新門司港フェリーターミナル
  • 名門大洋フェリーでは、ネット予約をしたときに発行されるQRコードがそのまま乗船券になりますので、チケットカウンターに並ぶ必要はありません。ターミナル2階の人道橋から乗船します。
  • エントランスホール
  • 「フェリーふくおか」は、2022年3月に就航したばかりのまだ5ヶ月しかたっていない新造船です。姉妹船の「フェリーきょうと」には乗船したことがありましたが、「フェリーふくおか」は初めてでした。最近は姉妹船で船内配置は同じにしながらもデザインを変えることがよくあり、「フェリーきょうと」の京都をイメージした『古都のたたずまい』と違い、「フェリーふくおか」は福岡をイメージした『ベイサイドシティのきらめき』とコンセプトがされています。
  • エントランスホール
  • 客室フロアは6階〜8階の3層です。メインとなる7階と6階をつなぐ階段は大きく吹き抜けになっています。スイートとデラックスの客室はさらに個別の階段を上がった8階で独立した静かなフロアになっています
  • フェリーふくおか船内
  • 船内は明るい色に統一されています。
  • テレビコーナー
  • 名門大洋フェリーに多い、テレビコーナーと呼ばれるテレビを向いたソファーのスペース
  • ファーストS
  • 今回は1名個室のファーストSを利用しました。メインの通路から、シングルSのエリアの細い通路に入ります。両側にファーストSの個室が並んでいます。
  • ファーストS
  • ファーストSの部屋です。3m×2mほどの部屋で、ベッドとデスク、テレビ、洗面台があります。最小限の部屋ですが、洗面台や個別調整できるエアコンもあり快適です。
  • ファーストS
  • 入口側に洗面台があります。ドアは金属製の厚みがあるもので周りの部屋の音も聞こえにくくなっています。
  • 展望ラウンジ
  • 7階の右舷後方にある展望ラウンジ。名門大洋フェリーの船はすべてこのスペースが作られるようになりました。夜は少し暗い空間になります。
  • 展望ラウンジ
  • 窓際には星空の案内もありました。
  • 新門司出港
  • 「フェリーふくおか」は、定刻の19:50に新門司港を離岸しました。本船にはアジマススラスターがありすばやく50mほど岸壁平行に離してから向きを変えていきます。月〜木は関西航路で新門司を最後に出港する便ですが、週末は阪九フェリー神戸便の方が10分遅くなります。
  • 北九州空港
  • 新門司港を出港すると右手に北九州空港が見えています。