3.東京〜大阪〜【名門大洋フェリー】〜新門司〜福岡
東京から福岡県へフェリーで移動するのに最も効率的でおすすめなのが、関西を経由するルートです。ここで紹介する大阪南港を経由するルートや、次の紹介する神戸を経由するルート、泉大津を経由するルートがあります。東京から関西までは新幹線などで移動して、その日の夜に関西を出港するフェリーに乗り、2日目の朝には福岡県の北九州に到着します。いずれの航路も人気のある航路でレストランなど旅客設備も豊富になっています。1日目の夜に関西で乗船すればいいので、早めに関西に移動すれば、京阪神を観光することもできます。九州に移動するついでに京都観光などということができるのもこの経路の面白さです。
名門大洋フェリーは、大阪南港から北九州(新門司港)を結ぶフェリーを1日2便運航していて、第1便は17時に大阪南港を出港し2日目の早朝05:30に入港、第2便は19:50に出港し、2日目の朝08:30に入港します。2日目の予定や東京や関西での時間に合わせて便を選ぶことができます。大阪南港フェリーターミナルは、ニュートラムのフェリーターミナル駅と直結していて、アクセスがたいへん便利な場所です。大阪中心部から30分で移動できます。

【東京から福岡へ向かうスケジュール例】(2021年7月現在)
■第1便の場合
東京駅12:30→(新幹線)→15:00新大阪駅→15:58フェリーターミナル駅→大阪南港17:00→(フェリー)→2日目05:30新門司港(北九州)05:45→06:20小倉駅06:36→(新幹線)→2日目06:53博多駅

■第2便の場合
東京駅15:30→(新幹線)→18:00新大阪駅→18:55フェリーターミナル駅→大阪南港19:50→(フェリー)→2日目08:30新門司港(北九州)08:45→09:20小倉駅09:37→(新幹線)→2日目09:52博多駅

京都や大阪など関西で途中観光することもできますし、2日目の朝には福岡に到着するのでホテルで朝を迎えたように効率的に行動できます。

【福岡から東京へ向かうスケジュール例】(2021年7月現在)
■第1便の場合
博多駅15:07→(新幹線)→15:24小倉駅15:40→(送迎バス)→16:20新門司港(北九州)17:00→(フェリー)→05:30大阪南港/フェリーターミナル駅06:03→06:57新大阪駅07:09→(新幹線)→09:36東京駅

■第2便の場合
博多駅18:02→(新幹線)→18:20小倉駅18:40→(送迎バス)→19:20新門司港(北九州)19:50→(フェリー)→08:30大阪南港/フェリーターミナル駅08:58→09:43新大阪駅09:57→(新幹線)→12:24東京駅

2021年7月現在の料金は、フェリーがインターネット割引で最安値のエコノミーが第1便4,830円、第2便5,520円、東京〜大阪南港が14,250円、小倉〜博多が2,160円で、合計金額は21,250円〜になります。上の「1.東京〜横須賀〜北九州〜福岡」よりは高くなりますが、「2.東京〜徳島〜北九州〜福岡」とほぼ同じ金額で1日早く2日目の朝に到着でき効率的な移動方法です。

※ここに掲載した時刻や運賃は、作成時のものです。その便があること・乗り換えが間に合うことを保証しているものではありません。実際にご利用の際は、事前に最新の時刻や運賃をオフィシャルサイト等で確認して下さい。