- 2022年5月のGWに大阪南港から北九州・新門司港まで名門大洋フェリーの新造船「フェリーきょうと」に乗船しました。「フェリーきょうと」は2021年に就航した名門大洋フェリーで最大となる船で、旅客の多い第2便に配船されています。本船の就航により、北九州〜関西航路は1万5000トンクラスの大型フェリーが1日4便出る国内最大の夜行フェリー航路になりました。
- 夕方、大阪南港フェリーターミナルに到着しました。大阪南港フェリーターミナルへは、公共交通機関ではニュートラムのフェリーターミナル駅と直結しているので、大阪市内から最も早くアクセスの良いフェリーターミナルです。大阪駅(梅田)からも約40分で到着できます。
- 大阪南港フェリーターミナル近くに以前あったセブンイレブンは閉店していますが、その付近にローソン南港南2丁目店ができています。ターミナルから200mほどの近さで乗船前に買うこともできます。また、フェリーターミナル駅横(ターミナルの反対側)にもセブンイレブン大阪南港東4丁目店があり、乗船前に利用できます。
- フェリーターミナルに到着すると1階がチケットカウンターです。ネット予約してQRコードを持っていればそれが乗船券になり並ぶ必要はありませんが、コロナ対策で検温が必要になっていますので、ここで検温だけ行います。
- 19:50に出港する第2便の乗船開始時刻は18:30からです。18:30になるとターミナルから人道橋を通ってフェリーに乗船できるようになります。
- 本日乗船する「フェリーきょうと」です。コロナ禍の2021年に建造されたフェリーです。船首のランプウェイを開けて車を積み込んでいます。
- 5月になると日没も遅くなり、18:30の乗船開始の時間には西に夕日が見えています。
- 「フェリーきょうと」の内装デザインのコンセプトは「古都のたたずまい」になっていて、船内は和風になっています。手すりにも木が使われていて落ち着きがあります。
- 「フェリーきょうと」の船内図です。客室フロアは6階〜8階の3デッキで、一番上の8階はスイートとデラックスのみの静かな空間、7階はファーストとスーペリア、ツーリストの一部と後部に展望浴場や展望ラウンジがあります。5階にはツーリストとコンフォートがあり、売店やレストランもこのフロアです。
- 「フェリーきょうと」の基本的な船内配置は、2015年に建造された「フェリーおおさかⅡ」とよく似ています。右舷後部に展望ルームがあります。
- 船内のパブリックスペースには椅子も多くあり、和風ということで畳に似たような素材でのシートになっていたします。
