- フェリーさんふらわあの別府航路(別府港〜大阪南港)に乗船しました。関西汽船時代から就航している船と航路です。別府港を出港後は、別府湾から大阪湾まで大分〜神戸航路とほぼ同じ経路を同じ時間に航行します。瀬戸内海の長距離フェリーの中では最も短い全長の本船は途中の来島海峡・備讃瀬戸・明石海峡でも大型船の扱いになっていないため、濃霧のときなどは航行制限を受けにくい便です。
- 歴史のある別府観光港は別府市内中心部から近い場所にあります。それでも、別府駅や交通の中心の北浜からは歩いていくには遠い距離です。大阪航路のターミナル(バス停:別府国際観光港・フェリーさんふらわあ前)まで行くバスもある程度あります。眼の前ではなくても近くを通るバスは頻繁に運行されています。"別府観光港"と呼ばれるエリアは八幡浜航路のターミナルも含みエリアが広いので歩きたくないときはご注意ください。
今回は「別府北浜」からバスで「第三埠頭入口」まで移動しました。
- バス停「第三埠頭入口」は八幡浜航路のターミナルと、大阪航路のターミナルの中間にあります。
フェリーターミナル周辺のバス停は次のようなものあります。 バス停「別府国際観光港・フェリーさんふらわあ前」:0mまたは大きな道路向かい80m。便数は少ない。
バス停「第三埠頭入口」:280m(徒歩3分)本数が多い
バス停「南須賀入り口」:130m(徒歩2分)地図上は道路がないように見えるが、敷地を横切る通路があり別府駅に向かうときは本数も多く近い。
バス停「別府観光港(大分空港へのバス)」:450m(徒歩6分)
- 別府港のフェリーターミナルは歴史のあるもので少し古いですが、便数も多かった全盛期に作られているので立派なビルです。
別府観光港のターミナル詳細
- 窓口でチケットを購入。志布志航路のような自動発券機はなく窓口のカウンターで手続きします。この日は混んでなくすぐに手続きも終わりました。出港1時間前から乗船開始で、このときはすでに乗船が始まっていました。
- 2階の人道橋から乗船。就航から20年が経つ本船には改装した箇所がいくつかあります。乗船した直後の場所にあるペットルームもその1つです。就航当初から設置されている船と違い車両甲板と同じデッキの一角になります。
- 乗船したときのデッキは車両甲板のため、階段で客室のフロアに上がります。最近のフェリーではバリアフリーで客室フロア直結だったり、エスカレーターやエレベーターがありますが、90年代に作られた本船はまだその作りになる前の構造になっています。エレベーター自体は離れたところ(車両甲板の後方)にあるので、係員の方に伝えれば利用できるのかもしれません。