オレンジフェリー「おれんじ えひめ」乗船記

大阪南港東予港(愛媛県)
乗船時期:
  • オレンジフェリー航路図
  • 2023年6月に大阪南港から愛媛県の東予港までオレンジフェリー「おれんじ えひめ」に乗船しました。この日もネット予約の客室は比較的埋まっていてデラックスシングルは△になっていました。船旅を楽しむにはちょっと短い8時間の船旅です。移動と考えると一番効率がいい時間です。
  • フェリーターミナル駅
  • いつも通り、ニュートラムのフェリーターミナル駅から歩道橋で直結しているフェリーターミナルに向かいます。乗船時間付近では、前後にも数人は同じように歩いている人がいて夜に人がいないというとはありません。
  • ローソン南港南二丁目店
  • フェリーターミナルに向かう途中、左側にローソン南港南二丁目店があります。フェリーターミナルからも200mの近い場所です。フェリーターミナル駅に着く前に船内で必要なものを購入していない場合は、ここで購入することができます。オレンジフェリーの場合は、8時間で到着しますので船内で必要なものは多くはありません。
  • 大阪南港フェリーターミナル
  • 大阪南港フェリーターミナルのチケットカウンターは1階にあります。乗船口や駅から直結の歩道橋は2階ですが、オレンジフェリーの場合はネット予約をしていてもチケットカウンターで乗船券の受け取りが必要ですので、1階に行きます。コンビニからは歩道橋に上がらずに地上から行ったほうがいいです。

    乗船した大阪南港フェリーターミナルの詳細
  • 乗船口
  • オレンジフェリーは以前は予約まではネットでできても、支払いはフェリーターミナルのチケットカウンターでしたが、最近決済までネットでできるようになりました。今回は事前にネットで決済していましたので、チケットカウンターではチケットの受け取りだけになります。同じ大阪南港フェリーターミナルを使用している名門大洋フェリーの場合はスマホのQRコードでチケットレスになっていますので、1階のチケットカウンターに行くことなく、2階の歩道橋からそのまま乗船口に行くことができます。
  • 「おれんじえひめ」船内図
  • 2階の乗船口から乗船します。オレンジフェリーは出港2時間前の20時から乗船開始できますので、早めについてもすぐに乗船できます。航海時間の短い航路ですので、早めに乗船できるのは便利です。
  • 廊下
  • シングルの個室が多い本船は、廊下の左右に客室がずらりと並びます。窓のある外側(写真で右側)にシングルデラックスの客室、左側に窓のない内部屋のシングルが並んだエリアに入るドアが並びます。シルグルデラックスは完全なシングルの個室、シングルは相部屋のようにベッドが並ぶエリアに簡易的に壁とドアをつけた構造になります。
  • デラックスシングル
  • 本日1泊するデラックスシングルの客室です。1名の個室でも窓がありとても使いやすいです。バス・トイレはありませんが、洗面台もあります。自転車の人は1,800円で客室内に自転車を持ち込めるマイバイクステイサービスも利用できる客室です(輪行袋の場合は無料で持ち込めます)。
  • デラックスシングル
  • 完全な個室ですのでデラックスシングルはエアコンも個別に設定できます。シングルは設定ができません。
  • デラックスシングル
  • デラックスシングルのアメニティは、フェイスタオルと歯ブラシです。フェリーの場合、客室にバス・シャワーなどがない場合はバスタオルはないことが多く、必要な場合は持ち込む必要があります。
  • 大阪南港フェリーターミナル
  • 22:00「おれんじ えひめ」は定刻で大阪南港フェリーターミナルを出港しました。早めに乗船しましたので、出港までの間にお風呂などもすませて、ゆっくりと眺めることができます。
  • デッキ
  • 「おれんじ えひめ」は大阪南港で船尾をターミナルに向けた出船で着岸していますので、出港では回頭する必要はなく素早く離岸していきます。
  • デッキ
  • 今回、ファンネルからは黒い煙がもくもくと多い印象をうけました。
  • エントランスホール
  • 船内はデッキに直結したスカイラウンジがある6階から客室のある5階・4階まで3層吹き抜けになっています。
  • スカイラウンジ
  • 6階のスカイラウンジは落ち着いた雰囲気の場所になっています。今回はあまり利用している人もいませんでした。
  • 自動販売機
  • 船内には売店はありませんが、飲料やお菓子、簡単な日用品の自動販売機があります。レストランも22:30ラストオーダーで、翌朝は5:30からやっていますので深夜以外お腹が空いて困ることもありません。
  • 明石海峡大橋
  • 出港して1時間弱、23:15頃に明石海峡大橋の下を通過します。阪神を出港する大型夜行フェリーの中で最も遅く通過していきます。翌朝は6時入港ですので、明石海峡を通過する頃には寝ないと睡眠不足になります。
  • 瀬戸大橋
  • 深夜2:55、夜中にふと目が覚めて外を見るとちょうど、瀬戸大橋を通過するところでした。阪神発の早い便でなければ、瀬戸大橋の通過は深夜になりやすく、あまり見ることができません。派手なライトアップはない橋ですが、運が良ければ渡っていく深夜の貨物列車を見ることはできます。
  • 水島
  • 瀬戸大橋のあたりは備讃瀬戸と呼ばれる瀬戸内海の中でも島が多いエリアですが、瀬戸大橋を通過した直後に右側が少しひらけ遠くに明るい灯りや煙突と煙も見えます。岡山県倉敷市の水島コンビナートの工場夜景です。瀬戸大橋から水島にかけてつながった海が水島航路になります。