- 2022年10月、大阪南港から愛媛県の東予港までオレンジフェリー「おれんじ えひめ」に乗船しました。全室個室になり客室数の多い船ですが、週末には一部客室が満席になることもありました。大阪から東予までは240kmほどの距離、夜行フェリーとしては短い距離のため、航海時間は8時間と短くほとんど寝るだけになってしまいます。
- 大阪南港フェリーターミナルは、関西で唯一の鉄道駅と直結している夜行フェリーのターミナルで、大阪市中心部からも30分で到着でき、東京から移動する場合でも夕方の出発で間に合います。ニュートラムのフェリーターミナル駅についたら、改札口を左に曲がると、フェリーターミナルに直結する歩道橋です。
- フェリーターミナルに行く途中の左手にフェリーターミナル最寄りのコンビニ、ローソン南港南二丁目店があります。ここにはガソリンスタンドもあります。フェリーターミナル駅のすぐ横にもセブンイレブンがあります。
- オレンジフェリーはネット予約はありますが、事前決済やチケットレスには対応していないため、ネット予約した場合も、ターミナル1階のチケットカウンターで乗船券を購入する必要があります。ネット予約した場合は名前などを入力していますので、乗船名簿の記入は不要で、窓口に並んで予約番号を伝えて、チケット料金の支払い(クレジットカード可)をすればOKです。この日は20時すぎに行きましたが、空いていました。
・乗船した大阪南港フェリーターミナルの詳細
- オレンジフェリーの乗船開始時間は、出港2時間前と早く、20時から乗船できます。航海時間が短く出港も遅い航路ですが、早めに乗船することでゆっくりとすることができます。乗船口がハロウィン仕様になっていました。
- オレンジフェリー「おれんじえひめ」の船内図です。客室は4階と5階の2デッキで、その上の6階に展望ルームとデッキがあります。日本初の全室個室になった本船の客室の数は多くなっています。ロイヤル4室、スイート38室、デラックスシングル61室、シングルプラス36室、シングル212室、ドライバーズルーム70室で、定員の7割、客室数の8割がシングルの客室という構成です。本船はシングルと2名客室でほとんど構成され、3名以上の客室がスイートの5室しかないのも特徴で家族連れが1部屋にしようとすると苦労する構成になっています。
- エントランスは吹き抜けで、えんじ色の絨毯と木材で落ち着いた雰囲気になっています。右下に見えているのが、ホテルでのフロントにあたるインフォメーションです。個室の場合は、インフォメーションで部屋の鍵をもらいます。「おれんじえひめ」は昔ながらの鍵でカードーキーなどにはなっていません。