オレンジフェリー「おれんじ8」乗船記

大阪南港→東予港(愛媛県)
乗船時期:
  • 大阪南港から愛媛県の東予までオレンジフェリーの「おれんじ8」に乗船しました。夜行フェリーとしては短めの約8時間の航路ですが、睡眠をたっぷりとってゆっくりできるように乗船手続きは早くからやっていて、出港2時間前の20時から乗船することができます。
    この航路はタイプが異なる「おれんじ7」と2隻で交互に毎日1便出ています。「おれんじ7」の乗船記(2014年)はこちらをご覧ください。

    土曜日の20:30頃乗船手続きをしましたが、窓口は混んでなく並ぶ必要はありませんでした。
    大阪南港は駅直結でアクセスもよく、大阪市内から効率的に乗船するとこが出来ます。
  • ターミナルを出て、桟橋の先から乗船。短い階段のタラップで車両甲板の高さに乗船して、船内はエスカレーターで上がりますので、階段は長くありません。
  • 1999年に建造された本船「おれんじ8」は、1994年建造の「おれんじ7」と比べて落ち着いた船内デザインになっています。
  • エントランスのカーペットも紺系の落ち着いた色です。
  • 特等室エリアの廊下へは自動ドアで仕切られています。最前方には前が見えるフォワードラウンジがあります。今回は夜間航海のためか朝も含めてカーテンが閉められていました。
  • 特等Aの2名部屋
    特等ですが他の航路のようなバス・トイレはありません。ツインベッドとソファセット、テレビ、入口側には洗面台と鏡など、設備は十分揃っています。コンセントは洗面台に1箇所と、テレビ用に1箇所ありました。
  • 出港2時間前から乗船開始でき、船内のレストランや大浴場も利用できます。出航前にお風呂に入ったり、食事したりすることができます。
    翌朝も入港1時間後の7時まで滞船できますが、その時も利用できて便利です。
  • 「おれんじ7」と同じようにデッキの上も広く移動できます。
  • 22時の定刻に大阪南港を出港。大阪南港出港のフェリーで最も遅い時間です。
  • 船内には売店があります。シンプルな作りですが、簡単なお土産やお菓子、ドリンクなどがあります。ペットボトルは陸上+10円ぐらいの値段です。
  • 出港して約1時間半後の23:30頃に明石海峡大橋を通過します。
  • 揺れもなく穏やかに時間が過ぎ、翌朝起きるとよく晴れていました。
  • 入港30分前の5:30。左側には四国中央市の製紙工場の煙突から伸びる煙や、西条の造船所が見えます。
  • 右側を見ると、しまなみ海道の島々、来島海峡大橋が見えました。
  • 朝日を背に東予港へまっすぐ進みます。
  • 狭い東予港の中に入って180度向きを変えて着岸。定刻での到着でした。
    東予港では、背後に石鎚山、手前には田園風景が広がり、朝の入港はとても気持ちが良いです。
  • 外からの明かりが入ると、エントランスの天井はこんな風に見えます。