オレンジフェリー「おれんじ7」乗船記

大阪南港→東予港(愛媛県)
乗船時期:
  • 日本で最も多くの大型フェリーが発着する大阪南港。今は、発着ターミナルが分散していますが、その中心となるのが大阪南港フェリーターミナルです。この場所にずらっと6つのバースがあります。現在はそのうち3つが使われています。この大阪南港フェリーターミナルは、ニュートラムの「フェリーターミナル駅」から直結していて、徒歩での乗船にもアクセスがいいです。
    今回は、大阪南港からオレンジフェリーの「おれんじ7」に乗船しました。
  • ターミナル1Fで乗船手続きをします。GWで2等までほぼ満席の日でしたが、窓口はそんなに混んでいませんでした。
    オレンジフェリーでは出港(22時)の2時間前の20時から乗船ができます。オレンジフェリーは中距離航路で航行時間が短いため、出港が遅い時間になってしまいます。そのため、早めに乗船開始して船内で休むことができるサービスがあります。
  • ターミナルの2Fは待合室になっています。
    自動販売機やコインロッカーのほか、小さな売店があります。売店にはお土産以外のものがあまりありませんが、ターミナルの近くにはセブンイレブンがあります。(2014年5月現在)
  • 到着したときにはすでに乗船開始時刻になっていましたので、そのまま乗船しました。
    船首と、船首の左サイドの2箇所から車両の積み込みが行われています。
  • 「おれんじ7」のタラップ(乗船口)
  • タラップから乗船し、エスカレーターを上がると客室などがあるフロアになります。
    「おれんじ7」の船内は就航当時から豪華なことで知られています。1994年建造ということで、エントランスはその時代の雰囲気のあるキラキラとしたデザインになっています。
  • 案内所(フロント)。個室の場合はここでルームキーを貰います。
  • 大阪南港をほぼ定刻の22時に出港。
    バースの前で時計回りに回頭していきます。ちょうどいい季節でデッキの上にも多くの人が出ていました。
  • 中距離のフェリーですが、船内のパブリックスペースは広くなっています。
    この日はGWで2等までほぼ満席でしたが、臨時2等の設定はなく、写真のようにスペースにも余裕があります。
  • エントランス付近の階段
  • 22時出港、6時到着とあまり食事をする時間がありませんが、レストランもしっかりとあります。
  • 大阪南港を出港した本船は、右側に神戸の夜景を見ながら、明石海峡を目指します。
    この日はよく晴れていて、星空が綺麗でした。
  • 本船の最上階にはスカイラウンジがあり、ここで一晩を過ごしている人もいます。
  • 出港して約1時間20分後、明石海峡大橋が近づいて来ます。明石海峡大橋は時間帯によって様々な色にライトアップされ、この時間帯は緑色でした。
    明石海峡大橋の手前で淡路島側から横切ってくる漁船がいて長声(汽笛)を1回鳴らしました。
  • 明石海峡大橋を通過。
  • 翌朝もよく晴れていました。
    入港1時間前の午前5時には空はもう明るく、本船も東予港の手前まで来ていました。
  • 東予港。
    東予港のターミナルの対岸は工場ですが、陸上側は水田に囲まれていて、大きな建物はなく、のどかな風景が広がっています。
  • 予定通り東予港に入港し下船開始となりました。
    東予港には6時に入港しますが、8時まで船内で休憩することもできます。