沖縄・離島航路
沖縄や伊豆諸島、小笠原諸島に向かうこれらの航路は、他のフェリー航路とは違う旅の魅力があります。沖縄本島以外はどれも小さな島ばかりで島への物資輸送などがメインの生活航路。乗客も地元の島民とダイビングなどをする観光客など。積荷はトラックではなくコンテナばかりです。小さな島の港は外洋に面して荒れやすく、なんでもなさそうな天気で欠航になったり、波の向きによって島のどの港に入港するかが直前に決まることもあります。生活物資を運んでいるので台風の前後では臨時ダイヤでの運航があったりと、普通の長距離フェリー航路では体験できないような離島の生活を感じる船旅ができます。

沖縄離島航路
他のページで紹介(瀬戸内海九州・四国(太平洋)航路北海道航路)
神戸〜大阪南港〜奄美群島〜那覇【夜行便】
沖縄本島から関西まで途中島に寄港しながら運航している航路です。沖縄から関西を結ぶ唯一の航路です。1隻で長距離航路を運航しているため、出港日は限られていて、5日に1回程度となっています。出港日を事前にご確認ください。時間もかかることから、乗船客が少ない航路で、他のフェリー航路では味わえない独特の沖縄航路を体験できると思います。貨客船と呼ばれるタイプの船で、メインの積載貨物はコンテナで、車も貨物として預けて積み込まれます。
マルエーフェリー
「琉球エキスプレス」
2003年建造
鹿児島港〜奄美群島〜那覇【夜行便】
沖縄本島と本土を結ぶ最もメジャーな航路です。沖縄航路は航路廃止が多く姿を消す中、この航路は乗客も多く、マリックスラインとマルエーフェリーが交互に運航し毎日1便の出港があります。鹿児島〜那覇は途中多くの島に寄りながら約24時間の船旅です。3隻で可能なダイヤを4隻で運航していて余裕があり、天気で運航が乱れやすい離島航路でも前の便の影響を受けることなく定時出港ができています。
マルエーフェリー
フェリーあけぼの
2008年建造
マルエーフェリー
フェリー波之上
2012年建造
マリックスライン
「クイーンコーラルプラス」
2008年建造
マリックスライン
「クイーンコーラル8」
1999年建造
鹿児島港〜奄美群島【夜行便】
鹿児島港から沖縄本島までを結ぶ航路(マルエーフェリー・マリックスライン)も奄美諸島に寄港しますが、その航路を補うように運航されているもう1つの航路です。こちらはマルエーフェリーの関連会社の奄美海運が運航しています。沖縄本島航路では寄港しない喜界島や、沖縄航路が寄港する島のメインの港ではないマイナーな港に寄港しながら沖永良部島まで行くため、メジャーな沖縄航路に対して、裏航路とも呼ばれることもあります。
奄美海運
フェリーきかい
2015年建造
奄美海運
フェリーあまみ
2005年建造
東京〜横浜〜伊豆諸島【昼間便/夜行便】
東京から伊豆諸島を結ぶ航路で、細かくは東京〜横浜〜伊豆大島など〜神津島 と 東京〜三宅島など〜八丈島の2航路あります。季節によっては八丈島航路の船が伊豆大島に寄港することもあります。多くの便では「橘丸」が八丈島航路、「さるびあ丸」が神津島航路に就航しています。それぞれ1日1便の運航で、東京発が夜行、東京行が日中の運航になります。この貨客船のほか、伊豆大島などへは、ジェットフォイルと呼ばれる高速船も就航しています。離島航路ですので、天気に大きく左右され、他のフェリー航路よりは欠航率が高く、乗船前に運航状況を必ず確認するようにしましょう。気象状況により、特定の島の寄港を中止したり、島の中で入港する港を別の場所に変更する場合があります。島のどの港に到着するかは出港してから決まります。そんな生活物資を運ぶ離島航路ならではの旅情を楽しめる航路でもあります。
東海汽船
「橘丸」
2014年建造
東海汽船
「さるびあ丸」
1991年建造
東京〜父島【夜行便】
あまり知られていない隠れた長距離航路とも言える航路です。東京から小笠原諸島の父島との間を「おがさわら丸」が結んでいます。所要時間は24時間。2016年に就航した3代目「おがさわら丸」は1万トンを超える大型船で、離島航路就航の船としては日本最大です。周りに陸地のない大海原を南下するため、他の航路よりは揺れやすいのではと思いますが、世界自然遺産に登録されている小笠原と同じく大自然の中を進んでいく貴重な体験ができます。小笠原には空港はなくこの船が唯一のアクセス手段です。
小笠原海運
「おがさわら丸」
2016年建造
沖縄・伊豆諸島・小笠原以外の、本土の航路は、瀬戸内海航路四国・九州(太平洋)航路北海道航路で紹介しています。