東海汽船「さるびあ丸」

東京港〜横浜港〜伊豆諸島
乗船時期:2015年4月(横浜→東京)
  • 東京と伊豆諸島を結ぶ東海汽船の大型客船は2隻。そのうちの1隻「さるびあ丸」は伊豆大島〜神津島と東京を結んでいます。この航路は、東京港の納涼船を運航する夏場を除き、週末に横浜港にも寄港するため、横浜〜東京の間だけのショートクルーズができます。時間は約1時間半。料金は1560円です。
  • 横浜港の発着場所は、クルーズ客船も多く入港する大さん橋。
    ターミナル一角に、週末のみオープンする窓口があります。
  • チケットを購入すると、窓口のあるフロアからスロープを下って岸壁へ。
  • 利用する岸壁は日によって異なることがあります。みなとみらい側のこともあれば、山下埠頭側のことも。いずれも出船での着岸です。
  • 伊豆大島から入港する「さるびあ丸」の横浜入港時刻は18:00。5分前の17:55には目の前に来ています。
  • ここでぐるっと右回頭し、着岸。狭い離島の港で活動している本船は狭いスペースで小回りがきく見事な操船でピタッと着けます。
  • タラップが付けられてまずは横浜で下船をする人。この日は乗客が少なく下船は数人でした。
    横浜で乗船する人も少なくたったとの6名。いつもは賑わっている航路ですがこの日は少ないです。
  • この日の船内はガラガラ。2等椅子席もほとんど人がいません。
    この下のデッキ(海面下?)には雑魚寝の2等部屋があります。
  • こちらは2段ベッドの特2等室
    船内の詳細はこちらもご覧ください。
  • 定刻の18:10に横浜港大さん橋を出港
  • 暗くなってきて夜景に変わりつつあるみなとみらいを後ろに出港していきます。
    冬季であれば夜景、夏季は夕焼けの時間帯です。
  • この日は乗客が少ないのでデッキの上もガラガラです。
    東海汽船の客船はデッキが広く3層自由に動き回れます。
  • ベイブリッジの下を潜って横浜港の出口へ
  • 横浜港のレストラン船「ロイヤルウイング」とすれ違いました。
  • コンテナ船が入港する本牧ふ頭ではコンテナ船「APL NORWAY」をタグ「熊野丸」が支援中。
  • 就航から23年が経つ「さるびあ丸」ですが、船内は比較的綺麗に整備されています。
  • 船尾にはレストランもあります。横浜〜東京でも営業中です。
  • 陸上よりは高いですが、こんなメニューです
  • 夜行の貨客船ですので、夜中でも利用できる冷凍食品の自販機もあります。
  • 横浜港を出港して、川崎港の沖を進み、18:50頃には羽田空港の南に。
    この場所は、夜に羽田空港に着陸する飛行機が接近してくるコースで、次々と飛来する飛行機が並んで見え、船の上を横切っていきます。
  • 羽田空港D滑走路沖を過ぎると左へ90度向きを変えて東京港西航路に向けて北上します。
    東京のコンテナ埠頭、大井コンテナ埠頭や青海コンテナ埠頭に出入りする船が多く利用するこの航路では、朝と夕方は多くのコンテナ船と出会います。この日も多く4〜5隻と出会いました。北上でも「MOL Dominance」と並走し追い越しました。
  • 東京西航路に入ると、左右のコンテナ埠頭の明るい灯りが見えます。夜中も荷役作業をやっている不夜城です。
  • コンテナ埠頭を過ぎると、右手にはお台場のフジテレビが見えてきます。
  • この航路2つ目の橋、レインボーブリッジをくぐると、もう目的地の竹芝桟橋は目の前です。
  • レインボーブリッジを過ぎると左手には新橋や品川のオフィスルビルの灯りの夜景になります。この航路は、様々な夜景と出会えます。
  • この日は、乗客が少なく入港でも寂しいデッキ