東海汽船「橘丸」

東京港〜横浜港〜伊豆諸島
乗船時期:2015年11月(横浜→東京)
  • 東京と伊豆諸島を結ぶ東海汽船の大型客船は2隻。通常はそのうちの1隻「さるびあ丸」が週末に横浜港に寄港し、横浜〜東京のショートクルーズを楽しめます。今回は、通常は横浜に寄港しないもう1隻の「橘丸」が機器故障に伴う配船変更で一時的に横浜に寄港したときの乗船記です。
    時間は約1時間半。料金は1430円(乗船時)です。
  • 18時頃、大型クルーズ客船も入港する横浜港の大さん橋に黄色と緑色に塗られた独特の船体の「橘丸」が入港してきました。
    「橘丸」の船体カラーリングは、東海汽船の名誉船長でもあるイラストレーター柳原良平さんがデザインされています。
  • 伊豆諸島から横浜まで乗船された方がまず下船します。この日は日曜日ということもあり、かなり多くの方が下船され長い人の列ができました。
  • その後、横浜から東京まで乗船する人が乗船します。この日の人数は10〜20人程度。
    「橘丸」には多くの柳原良平さんのイラストがあり、乗船口にも早速ありました。
  • フェリーではなく、貨客船の「橘丸」は客室の階層が多く、2階から6階までの5層が客室になっています。ここまで多いと、自分がどのデッキにいるのかわからなくなりそうです。エントランスには広い階段とエレベーターがあります。上のデッキほど個室などになっています。
  • 案内所
  • 案内所横の航路の表示は、通常就航している三宅島の航路のままになっています。機器故障での急遽の就航のため横浜寄港の航路にはなっていません。
  • 船内には至る所に柳原良平さん関連の展示があります。
  • レストランの入口には「順風満帆」の絵もありました。
  • レストランの仕切り板にも
  • レストランは横浜〜東京でも営業しています。「さるびあ丸」ではエントランスより前方側に変わっています。
  • 参考までにレストランのメニューです。
  • レストランの前には、レストランの営業時間外でも利用できる冷凍食品やカップ麺の自販機もあります。
  • 「橘丸」は定刻の18:10に横浜港を出港しました。
    夏の時期ですとまだうっすら明るい時間帯の出港になります。
  • デッキの上には、横浜港の夜景を見る人が多くいます。
  • この航路の乗客はデッキに出る人が多く、デッキの上もいつも賑わっています。
  • 現在の航行位置を表わすディスプレイもあります。
  • 横浜〜東京の乗船は必然的に2等室になります。より快適になった2等客室で、隣の人との間に仕切り板があったり、コイン返却式の鍵がかかるロッカーが頭上にあります。
  • 伊豆諸島航路は、釣り客やダイビング、サーフィン、サイクリングなど荷物が多い方も多いため、専用の荷物置きスペースが船内に充実しています。長距離フェリーではあまり見かけないサービスです。
  • そのほか、コインロッカーもあります。一般的なものよりやや縦長です。
  • 釣り客の魚のためか、冷蔵のコインロッカーまであります。
  • 横浜を出港した「橘丸」は横浜沖の停泊船の隙間を縫うように向きを変えて東京港を目指します。