マルエーフェリー「フェリーあけぼの」乗船記
鹿児島〜奄美群島〜那覇
乗船時期:2018年2月(那覇与論島)
  • 沖縄に残っている唯一の長距離航路、鹿児島〜奄美群島〜沖縄本島に、沖縄本島の那覇から鹿児島県の与論島まで「フェリーあけぼの」に乗船しました。今回の乗船区間は141kmで4時間弱の昼間の航海になります。奄美群島の各島に寄港しながら鹿児島まで行くと735km 25時間半の長い船旅になります。本航路はマルエーフェリーとマリックスラインの合計4隻の貨客船が毎日1便運航しています。
  • ターミナルで与論島までのチケットを購入。与論島までの運賃は2等で2,820円。本来の料金は4,220円ですが奄美・沖縄交流割引(奄美群島振興交付金)が適用されて2018年2月現在大幅に安くなっています。ここでのチケットの購入方法は、「フェリー波之上」乗船記もご覧ください。乗船券は下船時に回収されますので無くさないようにしましょう。

    那覇ふ頭船客待合所(フェリーターミナル)の詳細
  • チケットを購入したら岸壁に移動して船体の外側にある階段から乗船します。写真で途中のドアが開いているところから中に入って、エスカレートになります。半分ぐらいは階段です。
  • フェリーあけぼの」の船内図。旅客デッキは4Fから6Fの3層になっています。6Fはデッキだけですので、実質4Fと5Fが客室です。本土で運航されている長距離フェリーは個室中心で2等はかなり減ってきていますが、この航路ではまだまだ2等(雑魚寝)が主力になっています。奄美〜那覇は昼間の運航になることもあるかもしれません。船内の配置は「フェリー波之上」と基本的には同じです。
  • 2等客室は目的地によって客室が別れています。与論島はF-1の客室でした。
  • 2等客室も顔の部分に仕切りがあるタイプになっています。那覇からの乗船者は少なく、2等も1区画に1〜2人程度でした。本部からの乗船者が多く1区画5人以上になりました。コンセントは1つの通路(両側2列)に1つ(2口)ありました。
  • 船内には椅子やテーブルなどのある休憩スペースも十分にあって快適でした。乗客の多いときでなければ特に困ることはないかと思います。
  • レストランも、レストランとして営業していない時間帯(那覇〜与論の時間帯は営業なし)は自由に休憩スペースとして開放されています。
  • 「フェリーあけぼの」は定刻の午前7時に那覇港を離岸出港しました。この日は岸壁に見送りの人もなく淡々とした出港です。
  • 狭い那覇水路を出港していくと、左手に那覇空港が見えます。LCCや貨物機がいるのが見えます。那覇空港からは時々大きな音をたてて自衛隊の飛行機が飛びだつのも見えます。
  • 那覇港沖では入港してきた巨大な客船「QUANTUM OF THE SEAS」(168,666GT 347m)とすれ違いました。那覇港のクルーズ客船の入港数は全国3位となっていて毎日のように入港があります。
  • この日の波は1.5m程度で高くなく、少し揺れを感じることもありましたが、気になるような揺れはなく穏やかに1時間半ほどで本部港の沖に到着しました。夜明けだった空も、眩しいぐらいに明るく日が差しています。
  • 前回「フェリー波之上」では、入船右舷付けでしたが、今回は防波堤の西側から入ってきて岸壁の前で右回頭して出船左舷付けしようとカーブします。
  • 途中寄港する各港での時間は短く、本部港も20分しかありません。この航路では車両の積載は少なく、メインはコンテナです。そのためフォークリフトやクレーンの作業時間の影響を大きく受けます。船が入港すると、岸壁周辺に積み込む予定のコンテナが事前に並べられて、フォークリフトも並んでスタンバイした状態になっています。
  • 牛がいるコンテナも2段重ねでありました。牛はおとなしく乗船を待っています。まさか慣れている??
    本部港には空の牛用コンテナがたくさんありました。
  • 船が岸壁に着くと、大小様々なフォークリフトが一斉に忙しそうに走り回って積み込みます。
  • 牛が乗ったコンテナも積み込まれました。
  • 本部港では左舷付けでしたので、エスカレーターが無いようで、お客さんは客室のあるデッキまで長い階段を登ってきます。
  • フォークリフトでの積み込みの合間に、乗用車の積み込みも行います。

    後編に続く