シルバーフェリー「シルバーティアラ」乗船記

苫小牧八戸
乗船時期:
  • 航路図
  • 苫小牧港(北海道)から八戸港(青森県)までシルバーフェリーの「シルバーティアラ」に乗船しました。この航路は、北海道と本州を結ぶ長・中距離フェリーの中で最も便数が多い1日4便が運航されていて、日中も含めて便があります(短距離を含めると青森〜函館の青函航路が多い)。苫小牧〜八戸は札幌から南にまっすぐ伸びる航路で、関東から札幌への移動を最短距離でつないでいます。航行時間は7時間半で、夜行フェリーとしては睡眠時間を確保できる最短の時間で、最も効率的に移動できる手段と言えます。
  • 苫小牧駅前のバス停
  • 今回乗船した便は、苫小牧(北海道)を23:59に出港する2便ある夜行便のうち遅い方の便です。シルバーフェリーは1日4便ですが均等な間隔ではなく、苫小牧発は夜21時から朝9時にかけて4便あり、朝9時から夜21時までの半日は便がありません。
    苫小牧港に公共交通機関で移動するには苫小牧駅から出ているバスに乗車します。札幌から苫小牧駅経由でフェリーターミナルまで向かう高速バス「とまこまい号」と、苫小牧市内の路線バスがあります。この23:59の便に接続する時間帯は高速バス「とまこまい号」のみになります。JR苫小牧駅前のバス停でバスの到着を待ちます。
  • とまこまい号
  • この便に合わせた「とまこまい号」は23:00到着(札幌駅21:05 苫小牧駅22:46)と23:48到着(札幌駅22:00 苫小牧駅23:34)の2便あります。遅い方は出港ギリギリになるため、早い方の便に乗りました。苫小牧駅前で待っていると定刻少し前の22:40にやってきました。札幌からの乗客で満員で、苫小牧駅で降りる人もいるので満員でしたが座れました。
  • チケットカウンター
  • バスは時刻通り23:00に苫小牧西港フェリーターミナルに到着しました。フェリーターミナル1階がチケットカウンターになっていて、シルバーフェリーは左側一番奥になります。シルバーフェリーの正式な会社名は川崎近海汽船です。
  • 自動発券機
  • ネット予約をした場合、QRコードが発行されますが、そのQRコードは乗船券やルームキーになるものではありません。チケットカウンターか、チケットカウンターの前にある自動発券機にQRコードを読み込ませて、乗船券とルームキーの2つのQRコードを発行させる必要があります。
  • シルバーティアラ
  • フェリーターミナルの前では、本日乗船するシルバーフェリー「シルバーティアラ」が待っています。
  • フェリーターミナル
  • 苫小牧西港フェリーターミナルを出る最終便で乗船も開始になっているため、フェリーターミナルの中は閑散としています。ターミナル2階にある売店も23時に閉店になりますので利用できません。何か必要なものがあるときはターミナルに行く前に購入しておくようにしましょう。(船内も簡単な売店と自動販売機のみです)
  • 乗船口
  • シルバーフェリーは通常一番東側の第3乗船口を使用していますが、23:59発の「シルバーティアラ」のみ第2乗船口からの乗船です。1つ前の「シルバープリンセス」の便と入港している時間が重なるためで、太平洋フェリーが出港したあとのバースを使用しています。
  • フェリーターミナル
  • 第2乗船口から乗船します。乗船券のチェックはここではなく、フェリーに乗船した場所でありました。
  • 人道橋
  • 苫小牧西港は、3つのバースで1つのターミナルになっていて乗船口の人道橋が長いです。乗船した第2乗船口は120mほどですが、第1乗船口では250mほどあります。