内海曳船


「明田丸」「熱田丸」「有田丸」「生田丸」「いせしお」
エスコート船はこちらに掲載
  • 「明田丸」

    (AKETA MARU)
    総トン数:188トン
    出力:3,600PS
    常駐港:瀬戸田港(広島県)
    竣工年:2009年
    IMO 9567398 MMSI 431001116

    京浜ドック追浜で建造されたタグです。同じ時期(2000年以降)に建造された内海曳船のタグの中では小型の部類で、出力3,600PS、総トン数も200未満の188トンとなっています。生口島(広島県尾道市)の内海造船瀬戸田工場に常駐し、しまなみ海道周辺の松山港から三島川之江港を中心に活動しています。活動範囲の特性上、今治港にいることも多いです。
  • 明田丸
    2017年7月(因島)
  • 「熱田丸」

    (ATSUTA MARU)
    総トン数:210トン
    出力:4,400PS
    常駐港:徳山港(山口県)
    竣工年:2012年
    IMO 9652222 MMSI 431003272

    先代の「熱田丸」(1974年建造)が引退した翌年の2012年に京浜ドックで建造されました。半年前に建造された「有田丸」とほぼ同型で外見上の違いはサイドのフェンダー部分のみです。さらに前に建造された「浦田丸」や「明田丸」と外見上は似ていますが機関出力が大きくなっています。同型の「有田丸」は初めてダイゾーでの建造になりましたが、本船は京浜ドックに戻っています。徳山港周辺や大分港など西側の瀬戸内海で活動しています。
  • 熱田丸
    2022年8月(関門海峡)
  • 「有田丸」

    (ARITA MARU)
    総トン数:208トン
    出力:4,400PS
    常駐港:小松島港(徳島県)
    竣工年:2011年
    IMO 9673537 MMSI 431002928

    2005〜2010年にかけての内海曳船のタグは京浜ドックが多いですが、本船および「日田丸」以降は大阪のダイゾーで建造が続きました。造船所は違うものの1年前に京浜ドックで建造された「浦田丸」と細部を除いて外見上は同じになっています。水島港に常駐後2017年7月頃から今治にいましやが、2018年5月からは「平田丸」就航に伴い小松島に移動しています。
  • 有田丸
    写真提供:うみねこさん
  • 「生田丸」

    (IKUTA MARU)
    総トン数:226トン
    出力:4,000PS
    常駐港:大分港
    竣工年:2003年
    IMO 9287285 MMSI 431301666

    内海曳船の大分港常駐タグは、他社同様に大分臨海興業のもとで活動しています。そのため本船も大分配属になってから大分臨海興業の星マークをつけて、大分から離れた場所に出張することなく活動しているようです。豊後水道からのエスコートなども行うため、全長が長く41.8mあります。建造された造船所が、内海曳船では珍しく小門造船鉄工となっています。
  • 生田丸
    2005年12月(水島航路)
  • 「いせしお」

    (ISESHIO MARU)
    総トン数:206トン
    出力:3,600PS
    常駐港:宇部港
    竣工年:1999年
    IMO 9217694 MMSI 431200699

    内海曳船では2隻(大分港と宇部港)をグリーン海事からの用船で運用しています。この2隻は船名が他と異なっていて「○○しお」となっています。本船は大分港配属でしたが、2019年に宇部港に移動になったようです。大分港常駐のときは船体には内海曳船マークではなく、大分臨海興業の星マークが付いています。
  • いせしお
    写真提供:だんだんさん