タグボート
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新日本海洋社
「魁」「清和丸」「大成」「翼」「野島」
「魁」
(SAKIGAKE)総トン数:272トン
出力:4,400PS(オフィシャルサイトでは4,000PS)
竣工:2015年
常駐港:横浜港
IMO 9725794 MMSI 431006608
本船は、日本初のLNG燃料で動く船(一部のLNG運搬船を除く)です。LNG燃料船のテストとしての意味合いもあり、親会社の日本郵船が船主と珍しいパターンにです。LNG燃料の供給は、タンクローリーから供給するそうです。
船体の特徴としては、それまでの船と違い、ファンネルができる、両舷灯がブリッジ上部に変わり、ブリッジ下の前面の窓も2枚に減りました。公式サイトでは、本船はエスコートとの表示はありませんが、「3海191」の浦賀水道でのエスコート許可を持っています。定格出力は4400PSですが、オフィシャルサイトの一覧表は4000PSと記載されています。
2015年11月(横浜港)「清和丸」
(SEIWA MARU)
総トン数:309トン
出力:5,220PS
常駐港:君津港
竣工年:2011年
IMO:9644407 MMSI 432816000
普段は君津港に常駐している大型タグです。時々横浜にも造船所の作業などで来るようです。近海資格があり、東京湾内だけでなく湾外での作業も行っています。
2015年4月(横浜港)「大成」
(TAISEI)
総トン数:256トン
出力:4,400PS
竣工:2017年
常駐港:千葉港
IMO 9816270 MMSI 431009691
2022年1月(千葉港)「翼」
(TSUBASA)
総トン数:256トン
出力:3,600PS(+電動800PS)
竣工:2013年
常駐港:横浜港
IMO 9672698 MMSI 431004231
国内初のエンジンとモーターのハイブリッド構造となったタグです。エンジンに加えて、800PSのモーターがあります。今後、日本のタグにハイブリッドが定着するのか今後の結果が気になります。横浜のタグ番号は7です。
2015年12月(横浜港)「野島」
(NOJIMA)
総トン数:192トン
出力:3,600PS
竣工:2017年
IMO 9806237 MMSI 431009469
「白馬」タイプの4番船として2017年3月に就航しました。本船は消防設備やエスコートの許可がなく主に港内での作業を行うタイプになります。これに伴い「東京丸」が引退し、新日本海洋社のタグボートはすべて「衣笠丸」以降の似たスタイルのものに統一されました。
2018年6月(横浜港)