長距離フェリーでの旅の標準的な流れです。標準的な例で一部はフェリー会社や便によって若干異なります。

  • まずは調べて予約
    行きたい場所にどんな会社がフェリーを運航しているか調べてみましょう。時刻表や、どんな船室があるかを調べまししょう。Advectionfogでは、瀬戸内海航路のフェリーを中心に紹介しています。
    (瀬戸内海航路九州・四国(太平洋)航路北海道航路沖縄・離島航路海外への航路)
    同じ便でも様々な等級がありますので比較して自分にあったものを選びます。
    調べて乗りたい航路が決まったら、予約をしましょう。予約をしなくても乗船できますが満席になる可能性もあります。また、早めに予約することで安くなることもあります。

  • 当日はフェリーターミナルに移動
    当日は、早めにフェリーターミナルに行くようにしましょう。同じ街でも運航会社によって港の位置が違うことがあります。必ずフェリー会社のサイトでターミナルの場所を確認しておいてください。(例えば、大阪の場合、フェリーさんふらわあの別府便はATC前、その他の瀬戸内海航路はフェリーターミナル駅前、南九州航路はかもめ埠頭となります。)
    車を積む方は、直接フェリーターミナルへ移動してください。ターミナルが公共交通機関から離れている場合もあります。車などがない方のターミナルへの移動方法は、フェリー会社が無料の連絡バスを運航していることも多いですのでフェリー会社のサイトで確認したり問い合せましょう。連絡バスは最寄りの駅もしくは、主要駅から出ています。
    ターミナルへ行く時間の目安は、車なしの場合、飛行機と同じぐらいで出航1時間前に行くのがいいです。車を積む場合はそれより前に〆切の場合がありますので、フェリー会社に確認して下さい。

  • ターミナルに着いたら、乗船名簿を記入して乗船手続きを
    ターミナルに着いたら、飛行機でのチェックインにあたる「乗船手続き」をします。この時、多くのフェリー会社では「乗船名簿」と呼ばれる専用の紙に住所・氏名などを記入する必要があります。「乗船名簿」はターミナルのテーブルに筆記用具と一緒に置かれています。乗船名簿に記入せずにカウンターに並ぶと、並びなおしになる可能性がありますのでご注意ください。
    なお、阪九フェリーなどインターネット予約ができるフェリー会社の中には、予約の際に入力することでこの乗船名簿の記入を省略することができるフェリー会社もあります。その場合は、そのままカウンターに並んで予約番号などを伝えましょう。
    乗船手続きはフェリー会社や港によって違いますが、出航の1〜2時間前ぐらいからできることが多いです。

  • 乗船開始になったら、いよいよフェリーに乗船
    乗船開始時刻になったら、乗船口に移動してフェリーに乗ります。乗船開始時刻は出航時刻の約1時間前のところが多いですが、フェリー会社によって違いますので、詳しくはお問い合わせください。
    2等寝台以上の等級の場合は指定席になっていますので、慌てて並んで乗船する必要はありません。2等の場合は、フェリー会社によって指定席の場合と、自由席の場合があります。自由席の場合は、いい場所をとるために並ぶのもいいかもしれません。

  • 乗船したらまず、自分の部屋に。
    フェリーに乗船したら、だいたいの場合、エントランスがあって目の前にフロントがあります。1等以上の個室の方は、ここで乗船券を見せて部屋の鍵を貰います。それ以外の方も指定席の場所などを教えてくれますので、乗船したらまずは、乗組員の人にチケットを見せて部屋の場所を聞くといいでしょう。

  • まずは、船内を散策
    自分の船室に荷物を置いたら、広い船内を散策しましょう。
    旅の基本ですが、個室でない場合は貴重品は肌身離さず持っておくことを忘れずに!船内にセキュリティボックスがある場合や、フロントでは貴重品を預かってくれるので預けるのも方法です。
    船内には、展望風呂や、レストラン、売店、展望ロビーなどがだいたいあります。それらの営業時間も確認しておくといいでしょう。
    車で乗船された方は、出航してしまうと安全のため目的地への入港まで車のある車両甲板に立ち入ることができません。もし、船内で必要なものを置き忘れているときは、出航前のこのときに取りに行くのを忘れずに。
    大型フェリーの船内はこちらもご覧ください。

  • 出航時刻、ぜひデッキに。
    出航時刻が近づいたら、ぜひデッキに行きましょう。海風を感じながら夜景と出航の様子を見ることができます。
    港の夜景を眺めることができる時間です。
    少し早めに行くと、大型トラックや乗用車が次々とフェリーに積み込まれている様子を見れます。
    出航の流れは、「トラックや乗用車を積み終わる」→「車の入口(ランプウェイ)を閉じて、人の乗船口(タラップ)を外す」→「乗組員の人が船首・船尾の配置に付く」→「船と岸壁を繋いでいるロープを最低限の本数(2本ぐらい)を残して外す」→定刻「すべてのロープを外して出航」となります。
    積荷が多い場合など、出航時刻が遅れる場合もありますので案内放送には耳を傾けておいてください。

  • 消灯時間と朝の時間(特に相部屋)
    相部屋では、消灯時間や朝の灯りが点く時間があります。
    消灯時間を過ぎたら静かにするようにしましょう。
    2等では、強制的に暗くなったり明るくなります。2等寝台の場合は、ベットにライトがあることが多いですので、部屋は暗くなって静かにしないといけませんがベット上は照らすことができます。個室はもちろん自由に電気の点け消しができます。それでも船は構造上壁が薄いので、隣の部屋まで聞こえるような大声は控えましょう。

  • 早起きしませんか?
    起きる時間は自由ですが、船上では早起きすることをおすすめします。
    船上から眺める朝日は、とてもとても美しいものです。

  • 入港時刻1時間近く前には、もう港の目の前に。
    大型フェリーは着岸に時間がかかるため、入港時刻の1時間近く前には、目的地の港の入口に来ています。
    入港予定時刻が定刻かどうかは朝一番の放送で案内がありますので、港が見えてもそんなに慌てる必要はありません。
    ホテルで部屋の鍵を返却するのはチェックアウトの時ですが、多くのフェリーの場合はこの入港直前に回収があります。乗組員が各部屋に回収に来る場合や、フロントに持っていく必要がある場合もありますので、案内放送を聞きましょう。鍵を返却したあとでも、下船するまで部屋は自由に使えます。どうしても鍵を最後まで使いたい場合は、フロントに相談するといいかもしれません。
  • 案内があったら下船
    フェリーが港に着いても、フェリーを固定したり下船の設備を用意するのに少し時間がかかります。
    下船の案内の放送があったら、下船口に移動して下船しましょう。車がある場合は、全員が車に乗車して下船する場合と、安全のためドライバーだけが車に乗って下船し、その他の同乗者はタラップから下船して、ターミナルで乗船する場合があります。案内放送に注意しましょう。