石崎汽船「翔洋丸」乗船記

松山観光港→広島港
乗船時期:
  • フェリーくるしま
  • 松山間観光港ではすぐ後ろのバースに松山小倉フェリーの「フェリーくるしま」がいました。以前はこのバースは阪神航路のフェリーが使用していて、小倉航路と広島航路が同じターミナル側のバースを使用していました。
  • ななしま
  • 松山観光港の沖を中島汽船「ななしま」が南下していきます。中島汽船も石崎汽船グループですので、白い船体に「NAKAJIMA」と描かれるスタイルは石崎汽船と同じです。
  • 松山観光港
  • 海側から見た松山観光港。正面のAゲートの桟橋が高速船が使用している桟橋で右側のBゲートの桟橋は通常旅客では使用されていません。
  • 九十九島
  • 松山観光港の正面にある小さな島が、松山観光港の1つのシンボルにもなる九十九島です。船にとっては邪魔になりそうな正面に浅い場所がありますので、松山観光港に出入りする船はこれを避けて出入りします。
  • 釣島水道
  • 出港して15分、12:30頃、瀬戸内海の東西のメインルートである釣島水道を横切り安芸灘を音戸瀬戸に向けて北上していきます。
  • せっつ
  • 安芸灘を北上していると前方に白い大きな船体が見えてきました。阪九フェリーの「せっつ」です。普段は神戸〜新門司に就航しています。このときは年1回の定期ドックで呉にある神田ドック川尻にはいったあと、新門司に戻る前に試運転を安芸灘で行っていました。マストには試運転中であることを示す国際信号旗「RU1」が揚がっています。川尻に入った船の試運転は、川尻沖の狭い場所で行うこともありますが、大型の船の場合は安芸灘でもやっているようです。
  • シーパセオ
  • 同じ松山〜呉〜広島航路のフェリー、瀬戸内海汽船の「シーパセオ」とすれ違いました。「シーパセオ」は船内に工夫が凝らされていて、2時間半の航海でも飽きない作りになっています。松山〜呉〜広島航路のフェリーは2社でスタイルが違いますので、どちらの船の便に乗るか選んでみることもできます。瀬戸内海汽船のサイトには、どの船の予定になっているかの予定表があります。
  • 旭洋丸
  • 続いて、音戸瀬戸の手前で、乗船している「翔洋丸」の僚船となる「旭洋丸」とすれ違いました。
  • せっつ
  • 試運転をしていた「せっつ」が折り返して、今度は後ろを横切っていきます。
  • 広
  • 右斜め前には呉・広の港が見えています。
  • 安芸灘大橋
  • その右側には安芸灘大橋があります。この奥には神田ドック川尻がありますが、最近の大型フェリーは安芸灘大橋を潜らずに大下瀬戸に向かうことが多いです。中型フェリーはここを通っています。
  • 下黒島・上黒島
  • さらに右側には下黒島・上黒島が見えています。不思議な見た目をしている島です。この島は現在無人島で、廃棄物の処分場になっているためこのような姿になっているそうです。
  • 音戸瀬戸
  • 「翔洋丸」は音戸瀬戸に向けて進んでいきます。音戸瀬戸に南側から入る時は、倉橋島に向かって進み最後に大きく右にカーブして音戸瀬戸に入っていきます。陸地に向かって進むように見えて迫力のあるシーンです。