短距離航路(index)
◇乗船記
・津軽海峡フェリー
「ブルードルフィン」
「びなす」
・佐渡汽船
「ときわ丸」
「おけさ丸」
・東京観光汽船「海舟」
・東京水辺ライン「あじさい」
・東海汽船
「さるびあ丸」(2019年)
「さるびあ丸」(2015年)
「橘丸」
・リザーブドクルーズ「Jetsailor」
・横浜港 シーバス
・東京湾フェリー
「しらはま丸」「かなや丸」
・駿河湾フェリー「富士」
・伊勢湾フェリー「鳥羽丸」
・雌雄島海運「めおん2」
・瀬戸内海汽船「シーパセオ」
・瀬戸内海汽船「石手川」
・ごごしま「あいらんど」
・関門汽船「しいがる」
・若戸渡船「くき丸」
・九州商船「万葉」
・九州商船「椿」
・桜島フェリー「桜島丸」
・安栄観光「第十二あんえい号」「うみかじ」
◇乗船記
・津軽海峡フェリー
「ブルードルフィン」
「びなす」
・佐渡汽船
「ときわ丸」
「おけさ丸」
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・若戸渡船「くき丸」
・九州商船「万葉」
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・桜島フェリー「桜島丸」
・安栄観光「第十二あんえい号」「うみかじ」
安栄観光「第十二あんえい号」「うみかじ」
八重山諸島航路乗船時期:2016年3月(石垣島→西表島→石垣島)
- 日本の最南西端に位置する八重山諸島の中心となる石垣島から西表島まで乗船しました。
八重山諸島は沖縄本島からも500km近く離れていて、空路以外では現在他の地域と行き来することができません(昔は、名古屋〜大阪〜沖縄本島〜宮古島〜石垣島〜台湾の航路がありましたが、2008年に廃止されました)。八重山諸島の交通は、本土や那覇からの空路がある石垣島を中心に各島に多くの高速船が出ています。
- ターミナルの内部は大きな吹き抜けのロビーが左右に伸びているだけのシンプルな構造です。正面から入って、右後ろが今回乗船した安栄観光のカウンター、左後ろが八重山観光フェリーのカウンター、左奥が石垣島ドリーム観光のカウンターになります。安栄観光と八重山観光フェリーは共同運航しているため、どちらのチケットを購入しても両者の船に乗れます。
左右の突き当りにはそれぞれ、売店が数店あり、食べ物も購入することができます。
- たくさん就航している船の配船は固定されていません。各社、どの島へのどの便に何が就航するかは、当日桟橋付近に貼りだされています。
なぜ船名まで貼りだされているのかというと…まわりに陸地が全く無い外洋航路もあり、荒れるときは荒れるため、揺れの少ない大型船の便を選べるようにかもしれません。(全く揺れ方が違うので)
この日乗船した09:40石垣発の西表島(大原航路)は「あんえい12号」となっています。正式な船名は「第十二あんえい号」
- こちらが「第十二あんえい号」(19GT)。2003年就航で総トン数は19トンと小型船舶の範囲になります。八重山諸島で主力になっているのはこのタイプ(19トン)の高速船。小さめですが速度は速く34〜40ノットぐらい出るので、よく揺れます。最前部にブリッジがあって、前方の客室、船尾には簡易的に室内になった船尾の客室があります。
- 各島へは頻繁に運航している高速船の他に、週数回運航しているフェリーがあります。写真の「かりゆし」もほぼ貨物フェリーで、外見上客室はありません。デッキの上などで過ごすようです。基本的に人の移動は高速船を使うようです。
- 出港10分前に乗船開始で「第十二あんえい号」に乗船しました。前方の客室は3列+3列の広いバスのような構造です。一番奥がブリッジになっています。この前方客室は場合によってはかなり揺れるので、シートベルト必須を書かれています。過去にもお年寄りが腰の骨折する事故が数回起きているようです。
- 石垣島はサンゴ礁に囲まれていて、海岸線は鏡のように凪になっていますが、出港すると高速で航行するため、徐々に揺れるようになりました。窓は絶えず波で洗われています。穏やかな日でこれぐらいでしたので、荒れた日はすごいことになりそうです。